先日より2025信州こども山賊キャンプがスタートしました!今夏はこども780名、ボランティアが230名ほど参加予定です。
この夏は「スーパーコースのこどもが収穫体験をできるように!」と物資チームは4月の種まきから準備を始めていました。
実は1回目に種まきしたにんじんの芽がなかなか出ず…なんとか種をまき直し今は順調に育っています。6月に間引きもしましたが、その時のにんじんは葉っぱごと美味しくいただきました!普段売られているにんじんには葉がついていないものが多いですが、にんじんの葉は風味豊かで天ぷらにするとぱりぱりサクサクと美味しく食べられます。おひたしなどにも使えてこれだけで1品作れるので、ぜひ機会があればみなさんも今度召し上がってみてください。(スーパーコースの子が楽しめるよう、引き続きがんばって育てます!)
その他にもキャンプで出すお野菜の8割~9割は泰阜村産です!そのため前年の9月から農家さんに依頼し2月に農家さんに作付けしてもらっています。そうしたコミュニケーションを日頃から重ねることで、美味しい泰阜村産のお野菜がキャンプで食べられています。
キャンプ場は先日ボランティアさんの力をお借りして、「事前準備合宿」と題して設営を行いました!
こどもたちが寝泊りするドーム型テント「イモテン」や荷物置き場のテントなど様々なものを力を合わせて建てていきました。
実際にキャンプ場に来るのが初めてのボランティアさんは、どんな場所でキャンプをするのかイメージすることができます。実際に川にも入ってみて深さや流れなどを体感してみたり、夜は設営したキャンプ場で1泊することで「夜の暗さ」や火おこしで行うごはんづくりの大変さ、キャンプの流れなどを想像することができました。
最後の振り返りでは
「最初緊張してしまって相談員(ボランティア)同士打ち解けるのに時間がかかってしまったが、最初から心を開くことで実際のキャンプもこどもたちと早く仲良くなれると思うから実践したい」
「キャンプは初めてかもしれないけど事前に来れたことで他の人より知れていることもあるからみんなでキャンプに生かそう」
といった声が聴かれました。
あっという間の2泊3日の合宿ですが、実りのある時間になったようです。こどもたちが寝泊りするキャンプ場の設備も、こうしてボランティアさんと力を合わせて形にすることができました。
(こどもたちが火おこしで使う薪も2月にボランティアさんと用意しています!)
準備万端で始まった山賊キャンプ。
そうはいっても自然やこどもが相手なので予測できないことも起きますが、事前準備をしっかり行うからこそ、そうした不測の事態にも対応することができます。今夏もスタッフ一丸となり、また、ボランティアさんとも力を合わせて、安心安全を第一にこどもや若者たちに自然がもたらす豊かさ、仲間と協働する楽しさをこの夏も伝えてまいります!
この夏も応援、よろしくお願いいたします!

地域での子育てに関心を持ち、2014年に新卒でグリーンウッドに就職。大学時代、間伐ボランティアをやっていたことから、現在は泰阜村の森林を生かした活動に関心がある。また妊娠・出産を経て、子育てに奮闘中。2児の母。