村の大人が集まります。
今日もたくさんです。
副村長や教育長、議会議長といった重鎮から、Iターンや青年団などの若手まで、老若男女。
村に生まれ育ったこどものために集まります。
こどもにどんな体験が必要なのか、それを実現するには大人は何をすべきか。
こどもたちの未来について、あ~でもない、こ~でもないと、知恵と経験を出し合います。
笑いの絶えない場は、未来を語る大人の学びの場。
その名も「あんじゃね支援学校」といいます。
※「あんじゃねぇ」とは「案じることはない」「大丈夫」という意味の南信州の方言。
この場が立ち上がって11年。
国や県に言われてやっているのではありません。
この村の住民自身が主導して、11年続けているのです。
だからむちゃくちゃ意味があります。
これを豊かだと言わずして何というのでしょうか。
ホント、泰阜村のこどもはシアワセだと想います。
この場を、「世界教育遺産」として登録したいくらいです。
今回の支援学校会議に、視察見学が2件。
首都大学(教育行政学)の教授。
そして、新しい学校づくりを考えているグループ。
オブザーブどころか一緒に議論して、しかも結局一緒に飲んだりもして(笑)。
素敵な時間でした。
次回は4月。
皆さんも、ちょっとのぞきに(視察に)来ませんか。
この村の「学び」に対する熱量を感じに。
村の素敵な大人たちに会いに。
オドロキの場ですよ。
代表 辻だいち
国道も信号もコンビニもない小さな泰阜村。この村に暮らすひとびとの営みから学ぶ教育活動を続けて29年。「ひとづくり×自然×地域づくり=教育立村」のモデルがこの村にあると信じている。51歳。福井県出身。
2017年までのブログ「わが大地のうた♪」はこちらからご覧いただけます!