山賊相談員と約20名で語り合いの場づくり!

先日山賊キャンプの相談員(キャンプボランティア)対象に2021年最初のオンラインイベントを開催しました。

相談員たちとオンラインで繋がるのは今回で4回目。
過去3回は近況を報告し合うゆるい語り合いの場をつくってきました。

前回の様子

しかし今回はただ語り合うだけではなく、学生や社会人である相談員たちが次の一歩を踏み出す何らかのきっかけになればという願いを込めて、グリーンウッドスタッフの働く想いやコロナ禍においてどんな活動をしてきたのかを伝えることを新しく加えました。

様々な働く想いに触れてもらうためにも、グリーンウッドの現場スタッフは5名参加。
なんと相談員も14名参加してくださり、約20名のにぎやかな場に。

まずはスタッフからコロナ禍でどんなことに取り組んでいたのか、またいつも山賊キャンプでは見られないスタッフの日常を紹介してもらいました。

だいちゃんは夏休み開催した泰阜村の子対象のキャンプの話をしたり、

バズは泰阜村の山奥、梨久保での暮らしの様子を話したり。

他にも、もーりぃには森の手入れについて、おらふにはだいだらぼっちについて話をしてもらいました。

山賊キャンプでは現場スタッフに対して「長老」というイメージが強く、キャンプ以外の様子を知る機会は少ないものです。
しかし相談員たちに山賊キャンプの裏側も知ってもらうことで「楽しかったでは終わらない」キャンプでの学びに深みが増すのかなと思いました。

他にも相談員からの質問を受け付け
「こどもたちの前で話をする時、どんなことを意識して話している?」
「泰阜村で働く楽しさと大変さは?」
などなど、相談員にとって気になるポイントについてもお答えしました。

スタッフからの想いを伝えた後は、少人数のブレイクアウトルームを使って対話する時間を。ここまでで感じたことや近況を伝え合いました。

コロナウイルスの流行から一年。大学1年生の相談員は「大学に一回しか行ってなくて、友達がいない」とのこと。
学生時代の新しい人やモノとの出会い、そしてつながりは安心や挑戦のエネルギーです。山賊キャンプも相談員たちへそんな場を提供してきました。しかしリアルに相談員の状況を聴くと、この一年の青年たちの学びの場の喪失は計り知れないと危機感を覚えました。

参加してくださった相談員は

「初めての参加でしたが、久しぶりに長老や相談員と顔を合わせて話ができて良かった。キャンプの夜のミーティングを思い出しました。更にみんなでキャンプしたいという気持ちでいっぱいになりました!」

「このご時世で人と会ったり話をしたりという機会がないので、オンラインであっても繋がりを保つことができる場があることはとても幸せだなぁと感じました。」

「相談員や、長老のみんなの近況を直接聞けて話せたことがとても嬉しかった!キャンプネーム(ニックネーム)で呼ばれるだけで懐かしく、心がほっこりしました。」

とのこと。
ひとまず開催して良かった、沢山の相談員が参加してくれて良かったという気持ちです。

最後は集合写真を。今年は丑年なので牛ポーズで撮影!

一方でこの一年の青年・相談員へのコロナの影響を如実に受け止めました。
次の一年、私たちは彼らへどんな形で学びの場を、丁寧に積み重ねていくのか。次へ進んでいきます。