【2019山賊キャンプニュース vol.7】現場スタッフの安全への取り組み

シリーズでお送りする『山賊キャンプニュース』。これまでは実際にこどもたちとキャンプ場で活動する現場スタッフを紹介してきました。最終回となる今回は、現場スタッフが行う、安全の質を向上させる取り組みを紹介します。

いよいよ山賊キャンプのスタートまで残り1週間となりました!こどもたちがやりたいことを出してスケジュールが決まる山賊キャンプ。アクティビティは多岐にわたりますが、その中でも特に、こどもたちが楽しみにしており、かつリスクが高いのが「川遊び」です。今回は、そんな川遊びのリスクを低くし、キャンプでこどもたちを安全に受け入れられるよう準備を進めている現場スタッフの姿を紹介します。

研修の内容は、不測の事態に備えての、ロープレスキューや操船技術の習得など様々です。これらの研修は、普段こどもとは行かない流れが強かったり、流量が多い川で行います。もちろん、不測の事態をおこさないよう、キャンプ中は必ず現場スタッフが当日下見に行き、こどもたちが活動できるかチェックしますが、万一に備えて日頃から練習しています。

他にも、こどもたちがどこで遊んだら楽しいかなど、こどもたちの遊びの幅を広げるというのも研修の要素のひとつです。「水が怖い」「川に初めて来た!」というこどもたちに短い時間でもたくさん遊んで川遊びの楽しさを少しでも知ってほしいと思っています。そのために、こどもたちが飛び込む場所の安全性を確認したり、実際に自分たちが川を流れ、飛び込み、泳ぐことで、こどもたちが遊んで楽しい場所かを自ら確認します。

あとは、何よりも現場で働くスタッフが、ずっと気難しそうな顔で安全を守っているだけでは、こどもたちは安心して遊べません。時には率先して、こどもたちに「こうやって遊ぶこともできるよ!」「川遊びって楽しいんだよ!」と楽しむ後ろ姿をみせることで、「怖いけどちょっとチャレンジしてみよう」とこどものチャレンジを後押しすることができます。

川遊びに限らず、こどもたちはキャンプに参加するだけでも十分なチャレンジです。非日常の体験だからこそ、その土台に安全と安心感があることが求められます。こどもたちのチャレンジを少しでも応援し、支えられるよう、現場スタッフは日々のスキルアップに取り組んでいます。

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いよいよ土曜日から山賊キャンプがスタートします。山賊キャンプに携わるスタッフ一同、みなさんが安心してたくさんのチャレンジができるキャンプをめざし、準備万端です!ぜひもちものの準備や、山賊のおきてを読んだりなど、事前の体調管理や準備を保護者の方とお子さんで一緒にしていただき、みなさんもしっかり準備してキャンプに来てくださいね。

山賊キャンプをみんなで一緒に創りましょう!スタッフ一同、みなさんに会えるのを楽しみにしております!