現在、冬の山賊キャンプ「お年取りコース」が開催中です。
「やすおか村で年を越したい!」という山賊たちが集まり、現在、お昼ごはんと伸し餅、鏡餅にする餅をついていました。午後は全員でお節料理を作ります。

年年歳歳と言いますが、変わらぬこの風景で今年も締めくくれることにホッとしております。
一方で毎年厳しくなる夏の猛暑が終わったと思ったら、今度は全国でクマの出没が増えるなど社会も環境も大きく変化し、年年歳歳の言葉も危うくなっています。
世界を見渡せば、自分の身を守るために他者を攻撃(戦争も、ネットの世界も)する様子も増え、社会も不安定になっています。
「♪日に日に世界が悪くなる♪」
朝ドラの主題歌ではないですが、そんな言葉が腑に落ちてしまう世の中です。
それでもこどもたちが存分に身体を動かし、チャレンジし、失敗し、仲間と共に暮らすこういった場こそ、こどもたちを育て、未来を創り出すと確信しています。
誰もが望む「完璧な良い世界」になることはないと思います。
けれど「自分の関わる世界を少しでも良くしていこう」とそれぞれ行動している過程こそが平和な世界そのものなのではないでしょうか。
未来を生きるこどもたちが、自分の"できる"を知り、自分の可能性を感じるために、これからも邁進して参ります。
さて本年も残り1日となりました。2025年、当団体に関わり、支えてくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。
日本のみならず、世界には心穏やかならぬ中で年を越す方もいらっしゃいます。それでも新たな年が希望あることを願ってやみません。そしてそのために私たちも一歩ずつ前に進んで参ります。
それではみなさま良いお年をお迎えください。
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2025年も様々な事業を行ってきました。一部をブログで振り返って参ります。大晦日のちょっと息を抜く時間にご覧ください。
1月 豊田市にて、こどもの居場所事業を行う方々向けのワークショップを開催。その他にも大阪の保育園での講演も
2月 岐阜聖徳学園大学の合宿受け入れ。教員志望の学生たちに森作業を通じて「学ぶとは何か?」を考える場を提供しました
3月 学童のこどもたち企画で昨年度3回目のキャンプ。6年生最後のキャンプを盛り上げました
4月 2025年度だいだらぼっちスタート!記念すべき40年目は13名で暮らします
5月 2025年度のインターン受け入れもスタート。12月までのところで6名(+大学実習2名)参加しています
6月 関東学院大学の合宿受け入れ。トイレもガスもスマホもない暮らしを経て、大学生が考える豊かさの答えとは?
同じく6月は2年目となるサンカクシャの若者キャンプ実施。今年は日本環境教育フォーラムに協力いただきました
7月 昨年衆議院議員になった前代表の辻と寄付報告書用に対談
8月 4年目となる児童養護施設のこどものキャンプ。2年目からはクラウドファンディングで寄付を募って実施しています
9月 村のこどもたちと恒例の天竜川のラフティング
10月 泰阜中学校技術科で使う材を中学生と山に取りに行きました
12月 こちらももはや村の定番行事になったお年取り料理づくり
最後に児童養護施設一宮学園のキャンプ受け入れのためのクラウドファンディングですが、終了41日を残して達成いたしました!
達成率51%の際にLINEで寄付の呼びかけをして、わずか3時間後。
ご寄付いただいた皆様、本当にありがとうございました!
来年も様々な挑戦をして参ります。
読んでいただいた方も元気が出る投稿ができるよう頑張ります。
引き続き応援よろしくお願いいたします。

グリーンウッドの代表理事。2004年よりグリーンウッドスタッフとなり泰阜村に移住。一男二女の父。2024年より代表理事となる。
