大学ゲストスピーク|スタッフの働き方特集

先日、立教大学へゲストスピークに行ってきました!実はあまり知られていませんが、毎年多くのスタッフが大学の先生よりお声がけいただき、講義を行っています。その内容は様々ですが、オルタナティブな教育の実践者として、

「山村留学」「自然体験型の学童」「地域づくり」「環境教育」

など様々な切り口からお話ししています。最近はオンラインで、活動フィールドを現地で紹介しながら講義を行うオンラインでの講義も増えましたが、対面授業も行っています。こうした講演に近い活動は、代表やそこに準ずる役職の方しか担わないという企業もありますが、グリーンウッドでは年数に関係なく、みんなが大学講義を行います。その背景には、スタッフの多くが毎日こどもと関わる機会があると言うことが大きいです。学童、山村留学、キャンプ…みんなが毎日こどもと関わる現場で実践つみかさねているからこそ、中身の濃いお話ができます。また、全員が泰阜村の一員としてしっかり地域に根付いて暮らしているからこそ、僻地が抱える課題や実情を伝えることができるのです。

今回は約300人が受講する授業でお話しさせていただきました!お話しさせていただいたのは、グリーンウッドについてと、今年は760名を受け入れる山賊キャンプについて、そして山賊キャンプがもたらす効果についての内容です。

印象的だったのは、1時間以上の講義でしたが、多くの学生が熱心に話を聞いてくれていたことです。特に段々就職について考え始めている大学2、3年生が多い授業だったので、働き方や生き方のような部分でも参考になったのではないでしょうか。就活の段階で「NPO」という言葉すら知らない学生も少なくありません。今回の話を聞いて、少しでも公教育以外の教育についてやNPOでの働き方、こどもが持つ可能性について伝えられたのであれば嬉しく思います。