暮らしの学校だいだらぼっちの日々

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< 1月第3週 ・ 1/15~1/21 

2学期に仕込んだ“柿酢”が仕上がったので、こしていきます。漂う匂いに「柿を潰しただけで、こんな匂いになるなんて!」と新たな発見となりました。

こちらでは、村の方から頂いた“銀杏”の殻を割っています。中々割れない殻をどうすれば簡単に割れるのか…試行錯誤中のオオダコと竹輪丸です。

登り窯に向けての準備が着々と進んでいます。今週は、作品を窯へ詰める際に使う粘土形成です。むぎ・みー・まなみは、“粘土を量る・丸める・平らにする”の連携プレーで正確かつ早い仕事ぶりです!

まきは真剣な眼差しで食器に釉薬をかけています。それもそのはず、釉薬のかけ具合で完成度が大きく左右されるのです。

竹輪丸は筆で模様づけ・文字描き中です。これまた、一発勝負なので一筆一筆に気持ちを込めて丁寧に進めています。

いよいよ窯へ作品を詰めていきます!窯詰めのポイントは炎の通り道を考えること。こどもたちが作る作品は形も大きさも様々なので、組み合わせは一筋縄にいきません。ですが、「だからこそ面白い!」と作業を進める3年目のまなみです。

窯の中は非常に狭く、かつ大切な作品が詰まっているので油断も隙もありません。そんな責任ある仕事もこどもたちに任せるのが、だいだらぼっちです。

作業中、薪を積んでいるブースの板が壊れかけていることに気が付きました。すぐ修復に取りかかります!安全な環境をつくりだすことも、こどもたち自らやっているのです。

冷蔵庫にある味噌を使い切ってしまったので、味噌蔵へ取りに行きました。使いやすいように、タッパーへうつしていきます。手間がかかる暮らしですが、だからこそ〝自分たちで暮らす実感〟があるのです。

アキトは2月暦を書きながら、「全員が揃える日はこんだけしかないのか…」と気づきました。受験生が複数人いる今年度だからこそ、みんなで暮らせる尊さを実感します。


今週のだいだらの日々の様子
米倉未佳(おらふ)