暮らしの学校だいだらぼっちの日々

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< 7月第1週 ・ 7/3~7/9 >

畑作業や薪割りで使うオノやクワ。繰り返し使っていると壊れてしまうこともあります。そこで相談員に道具の直し方を教えてもらいました。“ものを大切にする”という心を育てるために、道具は手入れしながら長く使うことを大事にしています。

春に植えた野菜たちがすくすくと育ち、じゃがいもやトマトを収穫しました!「種から育ててきたから達成感がある!」と大満足のこどもたちです。

こちらでは小豆の種を植えています。「小豆はネムの木が咲いて花が半分枯れた頃に種を撒く」という村の農家の方からのアドバイスを元に、このタイミングで植えることに決めました。「今年はたくさん採れるかな?」と期待に胸が膨らみます。

素焼きを終えたmy食器が目の前に並び、「こんなにたくさん作ったんだ!」と喜ぶ1年目のかりんとゆい。「これには松、これにはリンゴ…」とかける釉薬を考えながら、完成のイメージを膨らませています。

2年目以降のメンバーも、自由制作で作った食器に丁寧に釉薬をかけていきます。4年目のむぎちゃは刺身皿を作成中。同じ釉薬でも、かける人によって作品の風合いが変わるとも言われているほど、奥深い工程です。

この日は教室で本焼きに向けたレクチャーを受けました。「焼き方には大きく分けて2つ"酸化"と"還元"があるよ」という説明に、「酸化と還元、理科で勉強した!」と盛り上がるこどもたち。学校での学びが、ものづくりを通してより実践的な学びにつながっています。

7月7日は七夕。この日に向けて準備をしていた"七夕隊"がクイズ大会を開催しました。「織姫星の星座はなんでしょう〜?」など、七夕や星に関するクイズで大盛り上がりの夜でした。

グリーンウッドが管理している"あんじゃねの森"に行って、薪作業をしました。大人でも持てないような大きな薪も、転がしたり持ちあげて倒したりしながら果敢に運ぶ3年目のトリシア。「去年に比べてすごく力がついたね!」と仲間の声に力をもらいながら頑張りました。

薪が集まったところで、1年目の男の子たちはさっそく「薪割りやるぞー!」と張り切って薪割りにチャレンジ。放課後にも時間を見つけてコツコツとやっているため、1年目のメンバーも少しずつ慣れてきました。

あっという間に月日が経ち、1学期の終わりが近づいてきました。この日は1学期に自分たちが使った場所をみんなで役割分担し、大掃除を行いました。感謝を込めて、丁寧に掃除を進めています。


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
伊藤真菜(あお)