暮らしの学校だいだらぼっちの日々

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< 5月第3週 ・ 5/15~5/21 >

この日はニワトリの話し合いです。昨年度からニワトリの数を増やす計画を進めているこどもたち。毎日生まれる卵の数を記録したり、抱卵するための小屋を増設したりと準備を進めてきました。どのくらいまで増やすのかなど目標を決めました。

教室では1年目のメンバーがマグカップ作りです。お茶碗に続いて二つ目のマイ食器完成を目指します。

一本づつ紐状の粘土を輪のように積み重ねていく技法、「輪積み」でコップを作ります。指先の感覚を研ぎ澄ませ、思い思いの形に作ります。

〝どんな暮らしにしていきたいか〟〝一人一人を大切にするために何ができるか〟1カ月が過ぎたところで、自分たちの暮らしに向き合いました。「自由な暮らしをしたい」「仲間と助け合う」それぞれの思いを大きな紙に書き、はり出しました。自分も仲間も応援し合って暮らしていこう。

6月のスケジュールを決める話し合い「6月暦」に向けて、準備中です。暮らしにかかわる作業などやらなければいけないこと、自分たちのやりたいことを具体的に見通すために、月暦はとても重要です。

有志でケーキを焼いて、仲間の誕生日を祝いました。こどもも相談員も一緒にお祝いです。

話し合いや夕食の隙間を狙って宿題。暮らしの仕事もこなすだいだらぼっちのこどもたちは毎日大忙しですが、学校の生活もおろそかにはできません。両方頑張るのがだいだらぼっちの暮らしです。

翌日の田植えに向けて、綿密な作戦会議をしました。服装、道具の数、どんな工程かなど細かなところまで共有して、田植えに備えます。

4月から準備を進めてきた田んぼ。ようやく田植えを迎えました。晴天に恵まれ、田植えスタートです。

だいだらぼっちの田植えは手植えです。水糸を何本も張り、一列ずつ丁寧に植えていきます。昔ながらの方法は時間も労力もかかりますが、OB/OG、保護者の方も集まってだいだら一家総勢50人で植え切りました。さぁ、秋の収穫が楽しみです。


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
矢加部優(バズ)