暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi

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< 5月第2週 ・ 5/8~5/14 >

まなみの誕生日をお祝いする、ケーキが焼き上がりました!「まなみにはいつもお世話になっているから」と、2年間一緒に過ごしたまきは前々からシフォンケーキ作りを計画していたそうです。日頃の感謝の想いがこもったケーキになりました。

ものづくり教室で、1年目のメンバーは2年目以降のメンバーに教わりながら、ツル細工に挑戦しました。これまでに村の方や相談員から教えてもらったことを、自分の言葉にして、1年目のメンバーへと繋げていきます。

こちらは、教わったばかりの陶芸の技術『菊練り』という土の練り方を練習中。教わったことを思い出しながら、上達を目指して黙々と取り組んでいます。

みんなの中心となって、だいだらの畑について考える『畑隊』。この日は、畑隊が村の農家さんに、作物の育て方について聞きに行きました。泰阜の環境に合った育て方を知って、今年度の畑づくりに活かしていきます。

「これはてんとう虫のたまごだから、とらないと」と、畑隊のオオダコがジャガイモの葉の裏にあるたまごを見つけて、教えてくれました。「ジャガイモにとって、てんとう虫は天敵」と村の方から教わったことを、さっそく実践です。

「鶏をたくさん飼っている村の方のところへ行きたい」というすみれの一言をきっかけに、週末にお宅へ訪問しました。たくさんのニワトリとのふれ合いやお話を楽しみました。「80歳のおばあちゃんに会いに来てくれて、嬉しい。長生きできるわ~」と喜んでいただきました。

昨年度、だいだらで育てた大豆で、おはぎにまぶすきな粉を作っています。自分たちが育てた大豆だからこそ、一粒一粒を大切に、石臼で丁寧にひいています。

『だいだらおはぎ』の出来上がり!餅米、きな粉の大豆、あんこの小豆は昨年度だいだらで収穫したものです。「だいだら産のおいしさを、1年目のメンバーにも知ってほしい」との想いで、2年目以降のメンバーが中心となって作りました。

夜の連絡で、畑隊が今年度の畑のレイアウトを共有しました。どこに何を植えるのか、どうして植えるのか、畑隊が考えたことをみんなが理解できるよう、丁寧に伝えていました。

ある日の夜ごはん。だいだらぼっちOBご家族からいただいた”玉ねぎ”を使ったキッシュに、村の方からいただいた”アスパラガス”、だいだらの畑で穫れた”ちりめん冬菜”。たくさんのつながりから、おいしいご飯が出来上がりました。産地を知ることで「いただきます」の言葉にも、より一層気持ちがこもります。


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
伊藤真菜(あお)