暮らしの学校だいだらぼっちの日々

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< 5月第1週 ・ 5/1~5/7 >

2泊3日のゴールデンウィーク合宿が始まりました!だいだらぼっちではお風呂とストーブに使うたくさんの薪が必要なので、こどもたちの家族も集まって1年分の薪を準備する作業をします。こちらは薪割りチームです。こどもたちに負けずとお父さんも薪を割り続けます!

今年は薪作業と同時進行で田んぼでの作業もありました。田植えの前に鍬を使って土と肥料をかき混ぜる田おこしです。広い田んぼを目の前に途方に暮れる作業ですが、たくさんの仲間がいればがんばれます!

作業の休憩時間に作業隊のこどもたちが集まって話し合っています。色んな場所でチームに分かれて作業をしているので、全体を見る役割がとても大事なのです。作業が進むにつれて刻々変わる状況に合わせて、人の配置、作業内容を考えます!

昼ごはんは食事係のこどもたちが作った90人前のスタミナ丼です!作業で疲れた身体においしいごはんが沁み入ります!大人数で食べる「薪割りはどうだった?」「田おこしがこんなに大変だとは!」と話に花が咲きました。

作業が終わった最終日はお楽しみの「かり人競争」をしました!「6月生まれの人」「だいだらぼっち1年目のお父さん」などお題に合った人と一緒に走ります。

家族もこどもも相談員もごちゃまぜになって過ごした3日間。苦労や達成感も共に感じ、本気になって遊んで大笑いして、グッと距離が近づいたゴールデンウィーク合宿でした!

むぎちゃはスタッフのなおみちと毎年やっている染め物。ご近所さんのお庭の八重桜の花びら採らせていただき、発酵させた染液で綺麗なピンク色に染めあげました。半分の青色は昨年染めた藍染でどちらも加熱しない発酵染液(微生物)を使った生きた染め物です。季節を逃さず、身近な自然の力をかりた染め物です。

作業が続く日々が落ち着き、空いた時間で揚げパンをつくりました!揚げたてフワフワの揚げパンに心もお腹も満たされて充電したこどもたちでした。

先週釉掛けをしたお茶碗がついに焼きあがりました。「こんなきれいな器になるとはびっくり!」「失敗したところも含めて愛着が湧く!」と初めて自分が作った作品とのご対面が嬉しいこどもたちです。これから毎日のごはんで大切に使おうね。

だいだらぼっちの卒業生の保護者からたくさんの玉ねぎをいただきました!毎日のごはんづくりで大活躍のたまねぎを長く良い状態で保てるように、みんなで保管場所を決めて運びました。ごはんづくりのための野菜の管理もこどもたちにとって大事な仕事です!


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
寺井朱里(なるこ)