暮らしの学校だいだらぼっちの日々

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< 4月第3週 ・ 4/10~4/16 >

中学3年生4人は修学旅行中!残ったメンバーでゴールデンウィークに行われる薪作業合宿についての話し合いを進めました。2年目のメンバーが引っ張りつつ、1年目メンバーも活発に意見を出し合っていました。

1年目のあきとが、『片付け』の役割分担ルーレットを作成しているところです。だいだらぼっちでは、流し場の掃除なども自分たちでやります。片付けの担当が一目で分かるように工夫しています。

待ちに待った『モノづくり教室』がスタート。はじめは、だいだらぼっちのモノづくりの先生であるギックとマルちゃんから「ものづくりとは何か?」という話がありました。泰阜にある自然を活かして、自分たちの手で“生み出す”ことの意味について学んでいます。

2年目以降メンバーは、昨年度どんなものづくりに挑戦したかについて紹介しました。だいだらぼっち4年目のむぎちゃは、木で作った漆器を紹介してくれました。1年目メンバーは「どうやって作るの?」「漆ってなに?」と興味津々な様子でした。

だいだらぼっちの暮らしを発信する冊子『通信』の発送作業をしているところです。「焦らなくていいから丁寧に!」「もっとしっかり折って~!」といろいろな声かけが飛び交い、こどもたちがより一層丁寧な手つきに変わりました。

『道路愛護』という村の清掃活動に参加しました。朝8時半から集合し、村の方々と一緒に道路端の落ち葉をかき出す作業を行いました。汗ばむ陽気の中、みんな一生懸命作業していました。

道路愛護の作業中、1年目のヤモリが蛙を見つけました。掃除という作業でも、こどもたちにとっては泰阜にあるたくさんの植物や生息する生き物との出会いにワクワクする時間でもあります。

道路愛護のあとはまき作業です。みんなの体力と効率を考えて、リレー方式で薪を下ろすことにしました。一人で運ぶには気が遠くなる作業でも、みんなで力を合わせれば、どんどんやる気が湧いてきます。

夕方までせっせと働き、トラックの荷台いっぱいに薪が集まりました。一日中働き、ヘトヘトのこどもたちでしたが、山盛りの薪を見て大満足の様子でした。

作業から帰ってくると、一休みすることなくドーナツ作りを始めたこどもたち。みんなの喜ぶ顔を見たい!そんな想いで、全員分のドーナツを作り上げました。


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
伊藤真菜(あお)