暮らしの学校だいだらぼっちの日々

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< 4月第2週 ・ 4/3~4/9 >

毎日の朝ごはん前にするひと仕事“朝づくり”について、1年目のメンバーに教えています。お家とはちがうことがいっぱいなので「ごはんづくりで出る生ごみは堆肥にするよ」とひとつひとつ説明しました。自分たちでつくる暮らしが本格的にはじまります!

村の方のお宅に“あいさつまわり”に行きました。1年間村の子として泰阜村で暮らすこどもたち、たくさんお世話になる村の方々にしっかりとご挨拶をしました!

春のお楽しみ“山菜採り”をしました!と3年目のまなみが「季節を逃さないように!」とだいだらぼっちの周りに生えている山菜を教えています。1年目のメンバーは「ただの草が食べれるの?!」と夢中で採りました。不思議なことに今までこどもたちの目に雑草に見えていたものが心躍るごちそうに見えてきます。

こちらも春のお楽しみ“お花見”です。お世話になっている村の方のご自宅で夜桜を見ました。見上げる限り広がる大きなしだれ桜に「こんな大きな桜初めて!」と感激するこどもたちでした。

トリシアと仲っちゃんがチャレンジしたのは“びわの葉”のお茶です。葉を集めて、炒って、煮出しました。「ほうじ茶みたいで美味しい!」と大満足です。自然の恵みはまだまだ知らない世界がいっぱいだね!

季節を逃さないのは作業も一緒です。畑の土を耕す作業をしました。2年目のみーが農具の使い方を教えています。1年目のメンバーも自分自身で考えて安全に作業ができるように作業前に何を伝えるのかが大事です。

種を植える準備として、道具で土をほぐしていきます。初めて畑作業をするこどもたちにとっては中々ハードな作業ですが、「今土づくりをがんばれば野菜の収穫量も増えるよ!」という継続メンバーの声に励まされ、がんばりました!

こちらは薪作業です。お風呂もストーブも薪を燃料としているだいだらぼっちではこどもたちが山を訪れ、薪を集めます。手と足を動かし汗をかいて働いた分だけ、薪で焚くお風呂が気持ちよく感じるね。

山の木々の恵みは薪だけではありません。「樹皮で籠をつくってみたい!」とこどもたちのチャレンジがはじまりました!切りたての木はまだ水分を多く含んでいるので丁寧に剝いでいくと、きれいな大きい樹皮をゲットできました!

アキトのお誕生日をお祝いしました。こどもたちがアキトのために作ったのは、いちごたっぷりのシフォンケーキです。手づくりケーキを食べてお祝いする時間はみんな幸せです!


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
寺井朱里(なるこ)