暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi
< 10月第3週 ・ 10/17~10/23 >

2学期のものづくり教室は何を作るかも時間の使い方もひとりひとり自分で決めています。みーは粘土を平らに伸ばし、タイルを作っています。あらかじめ粘土で作っていたオリジナルスタンプでタイルに柄を入れていきます!

のんちゃんはモビールという部屋に吊り下げる飾りをつくっています。「この形だとちょっと違うな。もう少し削ってみよう。」と試行錯誤を繰り返して自分の思い描くものへ近づけます!

学校から帰ってきた中学生が「村の方からいただいたよ!」と持ち帰ってきたのはなんと生きたスズメバチの成虫、さなぎ、幼虫でした。こちらは成虫を揚げたものです。どんな味がするのでしょう?

揚げたてサクサクの蜂をいただきます!はじめは少し勇気がいるけど一口食べると「エビみたいだ!」「幼虫は特においしいね!」とそのおいしさにびっくりです。昔の山で生きる人にとって蜂がごちそうだったことを実感するこどもたちです。

しその実をとりました!暑い夏に爽やかなしその葉を味わったあとは、ごはんのお供にしその実のつくだ煮をつくるのがこの時期の楽しみです。

だいだらぼっちでは夜の楽しみ方も様々です。夜の9時に出発して6㎞先の村内の公園まで夜道を歩きました!夜景を見ながらそれぞれがお気に入りの飲み物であたたまる特別な時間です。

男子メンバーは「寝ながらオリオン座流星群が見たい!」と観測予定日に野宿をしました。仲間と話しながら今か今かと待つその時間が最高だね!

1年目のメンバーが薪割りをはじめました。中々思い通りに割れない薪を前に何度も何度も斧を振り続けます。初めて薪が割れた時には「気持ちいい!」「一度割れると楽しい!」と薪割のおもしろさを体いっぱいに感じました!

春から育てているしょうがを収穫しました!こんなに大きくなるとは驚きです。しょうがを使って何の料理をつくろうかワクワクするね!

来年度の春に収穫できるようにニンニクの種をまいています。ごはんづくりに慣れない来年度のメンバーもごはんづくりを楽しめるようにと料理が美味しくなる秘訣であるニンニクを選びました!


寺井朱里(なるこ)
今週のだいだらの日々の様子
寺井朱里(なるこ)