暮らしの学校だいだらぼっちの日々

colum of daidarabochi
< 4月第4週 ・ 4/18~4/24 >

新規メンバーもいよいよmy食器づくりがスタートしました。まずはお茶碗から作ります。少しの力で形が変わる粘土の作業です。指先に全神経を集中させてつくっていきます。まきの真剣なまなざしから緊張が伝わってきます。


継続メンバーはそれぞれ自分のものづくりにいそしんでいます。Kは去年からチャレンジしている電動ろくろを使った陶芸をしています。セッティングから技術がいりますが、今では一人で全てできるようになりました。

最近のものづくり教室では、いい音色が響いています。あだっちーが陶芸で鳥笛つくっているのです。息の吹き込み口の角度で音色が決まります。そもそも音を出すことも難しい作業ですが、「その難しさが面白い!」と大量生産中です。

ニコルは鍛造中です。鉄を熱して叩いて思い通りの形を作ってきます。材料は日々集めてきた鉄くずで、熱するための炭もお風呂焚きの残りを毎日ためていました。すごい情熱です!

こどもたちの日々の暮らしを伝えよう!と作ってきた通信が完成しました。発送作業もこどもたちが行います。列になって一枚一枚重ねて行きます。楽しんで読んでもらえるように最後まで丁寧に作業します。
ためていました。すごい情熱です!

らーらは5月暦を書いています。やりたいことを実現したり、こどもたちで暮らしを作っていくには“段取り”が欠かせません。さぁ5月はどんなことしようか?
ためていました。すごい情熱です!

今年度畑の土壌改良を計画しています。粘土質で硬くて耕しずらかった畑に腐葉土や砂、たい肥を入れてふかふかな畑を目指します。まずは一輪車を使って畑全体に撒いて行きます。
ためていました。すごい情熱です!

撒いたら天地返しをします。ここでしっかりとまぜることで土の粒が小さくなってきます。だんだん足に感じる感触もふかふかに!「おいしい野菜がつくれそう!」と期待が膨らむこどもたちでした。
ためていました。すごい情熱です!

ちょっと休憩!とまなみが“スカンボウ”を食べています。どこにでも生えている雑草ですが、ほんのりすっぱくておいしいそうです。「ここのはちょっと味が薄いけど草の味が濃い」とソムリエのようなまなみでした。

初めての山での作業です。平坦な場所とは違って薪を運ぶのも一苦労です。お兄さんのあだっちーが安全を気にしながら一緒に運んでいます。自分も仲間も怪我しない。それがだいだらぼっちのプライドです。


管野美文(ふーみん)
今週のだいだらの日々の様子
森久哲(もーりぃ)