一緒に過ごし関わる事の豊かさ

泰阜村からの委託を受け始まった放課後こども預かり「いってきました」。

年々参加者も増加し、3年目を迎えた今では、泰阜小学校の全児童の3分の1が登録しています。「いってきました」では、保護者の方々や我々スタッフ、学校の先生だけでなく、地域の方々など、たくさんの人たちが関われる場をつくっていこうと考えています。今回、お試しとしてグリーンウッドに研修に来ていたカナブンとのあちゃん(2月8日の投稿を参照)や齋藤家のいろはやすばる(共に園児)に2週間程「いってきました」で一緒に過ごしてもらいました。

基本的に小さい子が大好きな「いってきました」のこどもたち。初日は少しでも懐いてもらおう、笑ってもらおうと積極的に関わりすぎて、逆に泣かせてしまうこともありました。また、勢いや激しさについていけず、一緒に遊ぶには難しいこともありました。それでも1週間もたつ頃には、お互いに慣れ、楽しそうに遊んでいました。なにか遊ぶ際には小さい子たちが危なくないか気にかけてくれ、「読んで」と持ってきた本を読み聞かせてくれたり、今までとは違ったこどもたちの様子を見る事もできました。他にも、のあちゃんとこどもたちと私で近くの公園(徒歩10分ぐらい)まで遊びに行って帰ってきた際に、かなぶんから「私と離れてこんなに遠くまで行ったのは実は初めて。どうしようかなとも思ったけど、お願いしてよかった。本当にありがたかった。」と言われたこともありました。

「いってきました」のこどもたちにとっても、一緒に過ごしてくれた小さい子たちにとっても、とても成長のあった2週間。だいだらぼっちや山賊キャンプもそうですが、年齢も性別も性格も違う、たくさんの人たちが一緒に過ごし関わるということの豊かさを改めて感じた出来事でした。