冬の山賊キャンプ名物のみかんを収穫に!!

みなさんこんにちは!だいちゃんです。突然ですが、冬の山賊キャンプで大人気のみかんをご存じですか。一度、冬キャンプに参加した方はわかると思いますが、甘みと酸味が絶妙で一度食べたら止まらない。我々スタッフが、日本一おいしいと思っているみかん。(一度、食べればわかります!)

先日、このみかんの収穫のお手伝いに、だいちゃん、ゆべし、なおみちで愛知県にいってきました!!このみかんは、山村留学「暮らしの学校だいだらぼっち」のOBのお父さん、小島さんが毎年作ってくれています。小島さんも元々は農家ではなく、お父様の畑を引き継いで仕事をしながら2足のわらじで作っていたそうです。最近はだんだん作業も大変だということで、ここ数年はスタッフが収穫のお手伝いに伺っています。

(去年度の様子=https://www.greenwood.or.jp/tane/?p=3081

畑には、みかんが実った木がたくさんあります!見渡す限りのみかんを一つ一つ収穫していきます。

木としては低いですが、枝が込み入っていて、枝をくぐったり、体をひねったりと、上の方や中の方を採るのは中々大変です。身長のバランスが良い、だいちゃん、ゆべし、なおみちのチームワークでポンポンと、みかんを採っていきます。

みかんをひたすら採っていると、、、

ゆべしが不思議な形のみかんを発見!小島さんに聞いてみると、「不思議なもんで、たまにできるんだよな!」とおっしゃっていました。同じみかんでも日の光や、風通しで形も変化があるようです。記念にいただきました、だいだらの子どもたちに面白いお土産です。

私は、今回初めてのみかん狩りでした。思うのは、あのみかんの美味しさは小島さんの真心込めて、手間暇かけて育てている「想いのカタチ」だと感じました。実は、私だいちゃん自身、実家が農家のため、野菜を育てる父の姿を近くで見ていました。今思うとずっと、畑や田んぼで作業をしていた気がします。決まって言うのは「自分で育てた野菜が一番うまい」という誇らしい言葉。今回、小島さんのみかんを収穫しながら、そんな昔のことを思い出していました。

今の時代、なんでもすぐに手に入り、そしてそれをお金の対価として簡単に評価してしまいます。しかし、小島さんのみかんのように、想いが入っている「ホンモノ」に結局、人は惹かれると思います。その証拠に果物が苦手なこも、「小島さんのみかんなら食べれる」という子が居たり、小島さんのみかんはいつでも大人気です。我々も食べ物は育ててないですが、人を育む仕事です。形は、違えど我々も想いが入っている「ホンモノ」を追及せねばと感じました。

みかんを採り終えました!全部で約35カートン!

安全に泰阜に持って帰ります。早く山賊キャンプに来るこどもたちに、このみかんを食べてほしいです。さぁ来週から冬の山賊キャンプ!!みかんの準備もできたし、がんばるぞー!!