【2019山賊キャンプニュース vol.4】 山賊キャンプのスタッフってどんな人?―長老いと編― 

シリーズでお送りする『山賊キャンプのスタッフってどんな人?』は、私たち山賊キャンプに携わる長老陣や裏方のスタッフを、定期的にインタビューで紹介してまいります。長老編第3弾は山賊キャンプの長老 いと(髙島 愛都)にインタビューを行いました。

まずは自己紹介をお願いします。

東京都出身の28歳。三人姉弟の真ん中っ子でのびのび育ちました(笑)。小さいころから親の仕事の都合で転勤を繰り返しましたが、小学生以降は、ずっと東京に住んでいました。あまり自然がないところで育ったので、自然への憧れがあり、大学では森や自然環境を考える自主サークルを運営していました。そうした活動を経て、自然豊かな地域での教育活動に関心を持ち、グリーンウッドへの参画を決めました。

グリーンウッドはどんな仕事をしていますか?

普段の仕事は、地域の保育園と協働して自然体験活動を行っています。また、泰阜村で使われなくなった森を村民の皆さんと協働して、こどものあそび場に変える森の整備事業を担当しています。キャンプでは冬の山賊キャンプで使われるフィールドの一つです。村の方や行政と連携しながら地域の森林保全を行い、こどもたちに自然の豊かさを伝える地域教育活動を担っています。

山賊キャンプで大切にしていることはありますか?

とにかくたくさん遊ぶことですね!私も東京で育ってきましたが、公園に行ってもボール遊びが禁止だったり、車通りが多かったり、のびのび遊べる機会は少なかったです。一方、山賊キャンプはこどもたちがやりたいことを出して作っていく、やりたいことを存分にできるキャンプです!しばしば保護者の方から「うちの子のこんな笑顔初めて見た!」という声をよく耳にしますが、自然の中で遊ぶことは、こどもたちが自分自身を解放できるきっかけになります。ただ、それだけであればここまでの笑顔は生まれません。この笑顔の背景には、やらされるでもなく、大人がお膳立てするでもなく、こども自身が生み出し選んだ遊びだからこそ、遊びきった達成感と面白さが、山賊キャンプの遊びには溢れています。ぜひそんな体験を、多くのこどもたちにしてもらいたいです!

山賊キャンプに申し込まれたこどもたちと保護者の方へアドバイスを

山賊キャンプでは、初日の夜に行われる山賊会議でやりたいことを出してスケジュールを決めます。ただ、その場でいきなりやりたいことを考えるのはこどもたちも慣れない環境で大変だと思うので、事前にたくさんやりたいことを考えてきてください。たくさんのやりたいが集まった分だけ山賊キャンプは面白くなります!

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ありがとうございました。次回は「長老 だいちゃん」をインタビューします。