インターンがやってきた!~モアイの学び~

今回は1週間インターンシップに参加した、森大樹(キャンプネーム:モアイ)さんをご紹介します。

小学校1年~大学4年までサッカー一筋だったモアイ。現在は大学院で、「持続可能な社会づくり」「エネルギーの循環」について勉強しています。高校の生物の先生になることを目指しているそうです。そんな彼にインタビューしてみました。

―今回インターンシップに参加した理由を教えてください

大学の授業に、ゲスト講師で事務局長の斎藤さん(しん)が来ていて、インターンシップのことを知りました。勉強していることを実践しているところだったので、単純に「みてみたい!」と思ったのと、教員を目指している中で実際に行って、見たり聞いたり体験したことは生徒に話すとき重みが違うだろうなと思い今回お世話になりました。

―来てみて最初に感じたことは?

まず驚いたのが、洗剤を使わずに食器を洗うことです。浄化槽を使用していて洗剤があまり使えないそうなんですが、事前に油汚れをペーパーでふき取ったりすることで意外と洗剤なくても大丈夫でした。(笑)

―こどもたちと過ごして感じたことは?

自分は小学生の時、サッカーの合宿でホームシックになったことがあるんですが、1年間といったらここに来ているこどもたちは相当な覚悟できていると思うんです。だからこそ、そのチャレンジをサポートする相談員はすごく重要な役割だと思いました。人として向き合わなければならないので、自分が試されるというか。自分の行動で示していかなければいけないこともあったので難しさもありましたが、すごくやりがいを感じました。

―1週間を終えての感想は?

こどもたちの話し合いや、スタッフがミーティングでそれぞれの役割を確認したり何かを決めている姿が民主的だと感じました。自分が住んでいる環境は大きすぎて、自分の役割を意識することはなかったんですが、この小さな社会の中で自分が役割を果たすことで、「ここでできたんなら、帰ってからも自分は何かできるんじゃないか」と思いました。あとは、自分はお金を稼ぐことが仕事を考える上で一番大きかったんですが、田舎の家賃の安さや、スタッフの人たちの暮らしぶりを知ることで、そうじゃない生き方もあると価値観が広がりました。

―では最後に一言

だいだらぼっちや学童のこどもたち、相談員のみなさんと1週間暮らせて楽しかったです!ありがとう!

今回モアイには、山村留学「だいだらぼっち」や村の子の学童、森のようちえん「まめぼっち」の相談員として様々な事業に関わってもらいました。こどもたちとすぐに打ち解け、走り回っていた姿が印象的でした。もちろん、仕事の中には、それを支える事務作業や準備といった仕事もあります。もしそういったことも含め、インターンシップに来てみたい!という方がいましたら、ぜひお問い合わせください。

モアイ、一週間ありがとう!