夏は視察が相次ぐ ~ぜひお泊りいただいてゆっくりと夢を語り合いましょう~

夏は視察が相次ぐ。
実は、1年間で私が最も泰阜村に滞在するのが夏なのだ。
信州こども山賊キャンプを1か月半にわたって開催するので、その期間中はほとんど泰阜村なのである。
だから、私の話を聴きたい人にとっては、夏が都合がいいのだろう。

今回は、岡山県西粟倉村からの視察団。
西粟倉は、ローカルベンチャーなど先進的なチャレンジや取り組みがつとに有名。
こちらが視察に行きたいくらいだ。
そんな西粟倉の人々がわざわざ視察に来た目的とは、地域のこどもたちへの教育活動とそれを支える仕組み(あんじゃね支援学校)についてである。

地域のこどもたちの未来を、地域のひとびとが考える。
以前にもこのブログで指摘した通り、当たり前のことだがそれがなかなか難しい。
人口規模や立地条件など、泰阜村と西粟倉村は共通点が多い。
片やローカルベンチャーで有名で、片や教育立村で…こちらはまだ無名ですね。

今回は私が直接対応した。
長年の実践から導き出した視点に、ずいぶんと頷いていたから有意義だったのかな。
ついでに私からは、今後の夢をたっぷり語った。
小さな地域同士がタッグを組もう。
オールジャパンでこどもを育てる仕組み、つまりは子どもの国内交換留学だ。
この夢にも、おおいに頷いてくれた。
旗を掲げるからこそ、全国に同志が増えていく。
小さな地域同士が本気になれば、きっと実現する。

西粟倉のひとびとは、次の用件があるらしく、あたふたと帰っていった。
本来は1泊してもらえると良い。
そうすれば、もっともっと濃い内容の話ができるし、おそらく具体的な夢を語れるだろう。
もし支障がないようならお酒を飲みながら。

NPOグリーンウッドは、視察見学を随時受け入れている
ぜひ皆さんで、ゆっくりと来訪ください。
夢を語り合いましょう。

代表 辻だいち