山賊キャンプ参加者のその後はどうなる?

十数年ぶりの再会です。
1999年にグリーンウッドと村の有志の方と実行委員で行った「長期自然体験村」の最初の参加者で、その後山賊キャンプ、そしてボランティアにも参加していた鈴木さんが奥さんと一緒に旅行の途中に立ち寄ってくれました。

キャンプネームはどざえもん!ちょっとショッキングな名前です。私がはじめて山賊キャンプに関わった年もボランティアに来ていて、金髪の高校生で、しかもどざえもんという名前に相当なインパクトで覚えておりました。

さてそのどざえもんですが、今はオリンピックの正式種目になっているセーリング競技(ヨット競技)で東京オリンピックのメダル獲得をめざしている、なんとナショナルチームのコーチをしているそうです。

「人生で大事なことは泰阜村で学んだ」と話してくれ、グリーンウッドが大切にしている「自分で決める」ことや「協働(チームワーク)」をチームでも重視しているそうです。

今年の山賊キャンプにも、こどもの時に参加していた子が高校生や大学生になって戻ってきています。一方でさらにその先、社会に出てどんな道を歩んでいるか、なかなか知ることができません。「東京オリンピックを目指しているチームのコーチ」なんて、少しできすぎな話しですが、きっと他のこどもたちも自分の道を精一杯歩んでいるのだと、山賊キャンプに改めて自信と誇りを持てた出会いでした。

今日からいよいよ2018の山賊キャンプがスタートしました。
こどもたちが数日間で変わることはありません。しかし、いつか大きな木となり実となる小さな種をたくさんこどもたちが得られるよう、この夏も頑張って行こうと決意を新たにしました。