う~ん、無理でしょ ~200人の大人数授業をおもしろくするには?~

8年前から授業を受け持つ立教大学では、おなじみ「自然と人間の共生」という授業の他に、もう1コマ授業を受け持っています。
1年生の授業「大学生の学び・社会からの学び」という導入期教育科目の授業です。
高校生とは違う、そして立教生としての「学び方」を学びます。
私に求められているのは、「教室外の学び」すなわち地域社会からの学びと「教室内の学び」を融合させた「学び方」を伝えること。
となれば、一方的な講義形式の授業運営を極力控え、学生参加型の授業運営をしようと想います。
まあ、今はやりの言葉である「アクティブラーニング」というものでしょう。

ところが、あてがわれた教室は固定机の教室。
可動式机の教室を、と希望してはみたものの、200人の学生を収容する教室はやはり存在しないらしいです。
固定机の教室で学生200人。
「う~ん、無理でしょ」と想ったし、様々に制約も多いけれど、200人でも学べる参加型授業を展開してきました。
大学では、こういう参加型の授業が少ないのかな、やっぱり。
これまでとは質的に違う「学び」をその手に握る学生が多くなってきました
それが、彼らと一緒の空間にいて、わかります。
それが醍醐味。

学生のリアクションペーパーを紹介します。
ご笑覧ください。

代表 辻だいち