山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2021年だいだらぼっち 日々の様子> 12月1週

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< 12月第1週 ・ 11/29〜12/5 >

時間をかけて作ってきた干し柿の完成です!カホは継続して干し柿作りをやっているので、手付きは慣れたもの。丁寧に一つひとつ干し柿をほどいていきました。
先々週に続き、近所の方から大根をいただきました。「いつでも採りおいで。」と言っていただけることに、こどもたちは嬉しいのと同時にびっくりしていました。地域の方と共に暮らす豊かさ・温かさを実感する瞬間です。
カードゲーム好きの六九がついにオリジナルのカードゲームを完成させました。できたゲームはオリジナルのルールも細かいところまで決まっており中々の完成度です。その面白さに心引き寄せられるこどもたちでした。
本番を控えた登り窯の準備もラストスパートです。今日は経験メンバーから新規メンバーへ、窯焚きのレクチャーを行いました。考え方を言葉にすることは難しいですが、自分の言葉で語る姿は非常に頼もしかったです。
登り窯の扉を閉じる前に、窯の中の様子を観察します。「広いと思ってたけど、こんなに狭かったんだ!」と改めて気付くことも。ここでしっかり覚えておくことが窯焚き中の大きなヒントになるので、じっくりと目に焼き付けるこどもたちです。
点火部分が燃えやすいように新聞紙や木くずを組み合わせています。1200度の始まりとなる火入れを成功させるために、火が燃えやすい条件を考えながら行いました。
火入れ式では気持ちをひとつにするために、トーチ棒を持ちながら一人ひとり意気込みを発表しました。「安全第一」「みんなで考える」など、一人ひとり決意を示します。いよいよ登り窯の始まりです!
目標温度の1200℃まで温度を上げるには薪をくべるタイミング・量が鍵となります。そして、何よりチームワークが欠かせません。ただ単に薪をくべるのではなく、仲間と考え・言葉を交わし1200℃を目指します。
18人のこどもたちがローテーションで繋いでいくのが、だいだらぼっちの登り窯です。次のチームへの引き継ぎも含めて、こどもたちが行います。チームが何を目指して進めているのか?今やっている焚き方の基準は?などを言葉にしていきます。
4日間にわたる登り窯が無事に終了しました。最後は煙突をレンガで閉じていきます。「始まってみると、あっという間だった…もっとやりたい」と言いながら、登り窯の楽しさを実感していました。


今週のだいだらぼっちの日々の様子
米倉 未佳一(おらふ)



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