山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2021年だいだらぼっち 日々の様子> 2月2週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 2月第2週 ・ 2/7〜2/13 >

この冬はよく雪が降ります。積もった雪の中で雪合戦が始まりました。本当にこどもは風の子、寒さなんてなんのその!ところ狭しと庭中駆け回っています。
雪が降ったらそり遊び!雪まみれになりながらも「めっちゃ楽し〜い!」とコテツは長い坂道を何度も何度もすべっていました。本当に楽しそうですね!
こちらはしんみりとかまくらの中でろうそくを灯しています。日が落ちて夕闇の中、ぼんやりした明かりがなんとも暖かそうです。
いよいよ登り窯が近づいてきました。みんな登り窯に向けての想いを書きしたためています。ニコルが書いたのは「最高」。最高の窯焚きで最高の焼き物が焚きあがることを願って書きました。
いよいよ登り窯本番。2週間以上前から準備していた火入れ隊の出番です!「もみぎり式」という方法で、みんなで交代しながら火をおこします。練習の甲斐あって、無事に火がつきました!
「登り窯」という名前の通り、だんだんと火を焚く場所が上に登っていきます。だいだらぼっちの登り窯は4つの部屋でできています。今は最も長い時間焚く一番下の部屋に薪をくべています。
こどもたちは交代で昼夜関係なく焚いていくので、都度「引継ぎ」を行います。今どういう考え方で焚いているのか。何に気を付けているのか、次の当番へ繋いでいくのです。
焚くところがひとつ上の部屋へと移動しました。一番下の部屋と違って、焚口が小さく狭いので、細い薪をくべていきます。窯の中は1000℃を超える光の世界。誰だかわからないこの格好が熱や炎から身を守ってくれるのです。
まる2日半焚いた登り窯。最後は煙突にレンガを詰めて終了です。このあと一週間、窯を冷まして窯出しとなるのですが、今から待ち遠しいこどもたちです。
窯焚きに来ていたゆいまるのお父さんが、釣りに使う「フライ(毛バリ)」を作っています。糸や羽や細い針金が、あっというまに本物の虫のような疑似餌に変身!そのあざやかな技に歓声を上げるこどもたちです。


今週のだいだらぼっちの日々の様子
村上 由紀(みけ)



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