山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2020年だいだらぼっち 日々の様子> 12月2週

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< 12月第2週 ・ 12/7〜12/13 >

今日はゆいまるの誕生日。甘いものが苦手なゆいまるのために、好物のお煎餅でお祝いしました。モリモリに盛られたお煎餅に大喜びのゆいまるです。
登り窯の火入れを「もみ切り式」ですると決めた火入れ部隊。本番は登校前の早朝。限られた時間内でマッチに頼ることなく点火が出来るよう、練習を重ねます。
登り窯の準備が大詰めを迎えている中、お菓子のオマケについていた福笑いでひと笑い。ちょっとした些細なこともみんなで楽しめる、だいだらっこです。
先週に引き続き、今週の継続レクチャーは窯焚きについてです。「何も知らない新規メンバーが“考える”には何が必要?」を追求し、イラストなど出来る工夫を凝らします。
窯の扉を閉じる前に、窯の中の様子を見ていきます。ついこの前まで空っぽだった窯が、綺麗に作品で埋め尽くされていることに驚きました。
ついに登り窯本番です。火入れ式で一人ひとり目標を発表し、気持ちをひとつに整え登り窯に挑みます。
「左右真ん中3本ずつ薪くべ!」「いくよ!いーち、にー、さーん」と窯場には常にこどもたちの声が響きます。安全に薪くべをするには、息の合ったコミュニケーションが必須です。
窯の様子や温度変化などを記録することも登り窯では重要です。さっしーはその場にいない人にも窯の様子が伝わるよう、一つひとつ丁寧に記録をとっています。
こどもたちがローテーションで繋いでいくだいだらぼっちの登り窯。次のチームへの引き続き内容も、こどもたちが1から考えます。窯焚き中に自分たちが考えたことを言葉にまとめることは容易ではありませんが、感じた感覚を共有します。
煙突をレンガで閉じて、3日間にわたる窯焚きが終了しました。閉じられていく様子を見ながら、「無事に終わって良かった」と張りつめていた緊張がほぐれました。


今週のだいだらぼっちの日々の様子
米倉 未佳一(おらふ)



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