山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2016年だいだらぼっち 日々の様子> 6月1週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 6月第1週 ・ 5/30〜6/5 >

バンドや漫才、ダンスの発表をして梅雨も楽しむ企画“梅雨フェス!”そこで発表しようと、“手話コーラス(曲を手話で表現すること)”の練習をしています。熊本震災の復興を願い“花は咲く”の歌に想いを寄せています。
だいだらっぼっちの子は、なぜか“剣”が大好き!小刀の扱いにも少しずつ慣れ、あきは初の剣づくりに挑戦です。なかなかの出来具合に大満足!
自分たちで使う道具は、管理も自分たちで行います。この日は、作業で使う道具の修理と点検を行いました。
待ちに待った梅の収穫です。季節の味覚が、なにより1番美味しい。ライトも「梅ジュースを作る!」と張り切って収穫し始めました。出来上がりが待ち遠しいね!
番犬チャロの散歩は、こどもたちが交代で行っています。村内を思いっきり駆け回り、2人揃ってヘトヘトの様子です。チャロもたくさん走れて嬉しそうだったね。
近所のお寺へ散歩に出かけました。大きな観音像に1人ずつ挨拶をしていました。 丁寧に手を合わせる姿は、日々見守ってくれていることにお礼を伝えているようでした。
駒ヶ根市のクラフトフェアへ出掛けました。木工、陶芸、刃物、革細工…あらゆる職人さんが勢ぞろい。こどもたちは、目を輝かせながら、ものづくりのお話を伺いました。
全国植樹祭に合わせ、泰阜村もツツジの木を植えました。これからも自然豊かな泰阜村でいられるよう、みんなの手で大事にしていこうね。
作業の合間に出会ったのが、ハナムグリという幼虫。背中を使って上手に動く姿に、「すごい!面白い!」と大絶賛。ふいに生き物を発見できるのも、作業の楽しみです。
村の方々が、「薪運びや植樹を手伝ってくれて助かったよ!」と声をかけてくれました。そして特別に、泰阜村で大人気の、ボブスレーに乗らせていただけることに!予想外のご褒美に、満面の笑顔です。
りす <リスのコメント>

梅雨フェスで発表する手話コーラスの曲を相談していた時のことです。いくつか候補曲が挙がる中、「花は咲くがいい!熊本の震災で今も苦しんでいる人がいて、早く復興が進みますように願いを込めたいから!」という提案がありました。
また、ごはん作りの片付けをしていると、「手伝おうか?」と声をかけている子がいました。困っている訳ではなかったけれど、気にかけてくれたことが嬉しそうでした。
手話コーラスの曲選び、片付けの一声、どちらとも自分のためではなく、誰かを想い、行動した点は同じです。仲間の大切さ、支え合う必要性が暮らしを通して実感してきているからこそ、こどもたちは、周りに目が向き始めています。声をかけたり、誰かを心配したり、それぞれができる小さな一歩を、これからも応援してきたいと感じた1週間でした。


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