山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2015年だいだらぼっち 日々の様子> 5月4週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 5月第4週 ・ 5/18〜5/24 >

ゴールデンウィークにおこなった薪作業合宿の打ち上げをしているこどもたち。「みんなが揃っている時にやりたい!」ということでこの時期になりました。遅くなったけれどみんなでカンパーイ!
去年の打ち上げの時に食べた牛すじコロッケがとても美味しかったので、「今年の新しいメンバーにも食べてほしい」と牛すじコロッケを作ってくれました。みんなから「美味しい」「ありがとう」と言われてとても嬉しそうでした。
土曜日には村の行事である駅伝がありました。勾配の激しいコースで、急な上り坂では歩いてしまいそうになるこどもたち。それでも他のこどもたちの「頑張れ!あともう少し!」という声を励みに一生懸命走りました。
村の人や仲間からの拍手を受けてついにゴールです。結果は22チーム中9位になりました。みんな自分の力を出し切ったのでとても清々しい顔をしていました。
こちらのメンバーは学校の代表として下伊那地区の陸上大会に出場しました。こどもたちは混合400mリレーに出場し見事1位になりました。小学5年生のサスケは嬉しさのためメダルをずっとかけ続けていました。
中学2年生で継続3年目のはかせの誕生日をみんなで祝いました。はかせの14歳の抱負はだいだらぼっち、学校、部活の3つをやりきることです。なりたい自分に向かって頑張ろう。 
庭のヨモギを使ってヨモギ餅を作りました。自分たちの手でひとつひとつ摘んで作ったヨモギもちはとても美味しくできました。
日曜日にはだいだらぼっちの家族総出で田植えをおこないました。たくさんの人が田んぼに入るので、なるべく田んぼが濁らないように気持ちをそろえながら横一列になって植えていきます。
この二人は植えている人に、苗を投げて渡しています。一口に田植えと言っても仕事は様々、でもみんな「美味しいお米のために頑張ろう」という気持ちは一緒です。
田植えから帰ってきたら次は畑作業です。稲の苗が置いてあった場所にサツマイモの苗を植えていきます。「疲れている時こそみんなで協力して早く終わらせよう」とお互いに声を掛け合い植えていきました。
いっちー <いっちーのコメント>

 今週は4月から準備してきた田植えがありました。機械で行えば短い時間で植えることができますが、だいだらぼっちでは自分たちの手で暮らしを作ることを大切にしているため、手作業で植えました。手作業の田植えは、植える人、水糸を張る人、苗を投げる人と役割はたくさんあります。怪我をしていて田んぼに入れない子もいましたが、自分にできることをそれぞれ持ち寄り田植えに挑みました。とても暑い中の作業だったので、疲れてしまうこどももいましたが「もう少しだから頑張ろう」と互いに声を掛け合い植え切りました。
 こどもたちは今回の田植えのように、みんなで協力してやることを通して、任されることの楽しさやひとりでは大変なこともみんなで支えあえば乗り越えられるということを実感します。これから毎週のように草取りなどもあるけれど、みんながいれば大丈夫!みんなで支えあって乗り越えていこう!



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