山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2014年だいだらぼっち 日々の様子> 5月5週

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< 5月第5週 ・ 5/26〜6/1 >

村の方から「木を切ったから持って行ってもいい?」との電話がありました。もちろん喜んでいただきました。こどもたちも地域の方々の支えを実感する瞬間です。
週末、どうしても実家に帰る用事があるそ
らち、なかまたちに共有するために外出届を書いています。いない間の暮らしの役割は、仲間が協力して支えてくれます。大変なときは、お互い様!気を付けていってらっしゃい!
今週の教室は、刃物講習です。ごはんづくり、薪割り、箸づくりなど手作りの暮らしを支えてくれるとても便利な道具です。危険なものを遠ざけるのではなく、どうやって付き合っていくかが大切です。刃物との出会いは、こどもたちの暮らしの幅を一気に広げてくれます。
一方こちらは、週末に予定しているクラフトフェア(いろんな職人さんがお店を出すイベント)に向けて、話をしています。「小刀がほしい!」「木工がみたい!」「職人さんに直接話してみたい!」など、興味はつきません。
明日は、ついに田植えです。約1反ある田んぼに手作業で植えていきます。一日かかる大仕事。しっかりと段取りをとって田植えに備えます。
雲ひとつない快晴の中田植えがはじまりました。なるべく田んぼが濁らないように横一列で気持ちをそろえながら植えていきます。「おいしいお米ができますように!」
「あ〜っ!倒れる」こんな面白い場面もありました。機械での田植えでは決して味わうことのできない場面です。とってもつかれたけど、とってもたのしかった!
植えるのにつかれたので、少し休憩。「でもその前に、みんな頑張っているから、お茶を入れてくる!」と最年少4年生ともぎとたいが。なかまのためにできることを持ち寄ります。
今日は待ちに待った、クラフトフェア。焼き物や、木工、たくさんの職人さんのお店があります。「なんでこんなにきれいなの?」「何の釉薬を使っているの」「どうやって作ったの?」“てづくり”にチャレンジしているからこそ、職人さんの技術のすごさがわかります。
夜は、買ってきたものや、聞いた話をみんなでし共有しました。ののが買ったのは、小刀です。獣の皮なめし用だそうです。そのほかに斧を買った子もいました。クラフトフェアから帰ってくるなりこどもたちは、あれやりたい!これやりたい!とわくわくが止まりません。
ogu <もーりぃのコメント>

今週は、だいだら一家の大仕事、田植えがありました。応援に保護者の方々も何名か駆けつけていただきました。炎天下の中、約6時間かかりました。時には、くじけ、弱音をはく場面もありましたが、支えあいながら、植え切りました。こどもたちは、ひとりでは乗り越えられないこともなかまと支えあいながら乗り越えることを実感していきます。残りの10か月、そしてこれからの人生、大変なことがたくさんあることでしょう。でもなかまがいれば大丈夫!どんどん困難に立ち向かっていこう!



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