山村留学・だいだらぼっち
暮らしの学校 だいだらぼっち山村留学 暮らしの学校 だいだらぼっち山村留学・暮らしの学校 だいだらぼっち

山村留学・だいだらぼっち2011年だいだらぼっち 日々の様子> 3月2週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 3月第2週 ・ 3/5〜3/11 >
きょうこが欠けてしまった自分のお皿を直しています。直す工程と乾かす3日間、「はやく直らないかな」と待ち遠しいきょうこは、自分たちでつくる暮らしに誇りを持っています。
よく自家製の野菜やみかんを持ってきてくれるOB保護者の小島さんが、育て始めて5年目という貴重な不知火(しらぬい)をたくさん持って来てくださいました。これは大変おいしくいただきました。
また、ふだんの箸使いを楽しく教えたいということで、小豆やリングなどの色々なモノを移すゲームをしました。
はじめは「え〜、箸なんて上手に使えないし、やらない」といって遠目にみていた子も、少しずつ近づいてきて一緒に箸の競争を楽しんでいました。
1年間の暮らしのふりかえりを行いました。ひとつの円になって話す機会もあと数えるほど。ここで一緒に1年間暮らした仲間との縁は、ほかでは得られないものです。
ふりかえりは、1年の暮らしでのぶっちゃけ話、今だから笑い合える話が飛び交い、みんな笑顔です。ここでの暮らしを自信にかえてそれぞれの次のステージにつなげていってほしいです。
仲間にお世話になりましたが母屋にも大変お世話になったので、しっかり大掃除しました。普段手の届かないところや気になるところを徹底的にピカピカにしました。いつも守ってくれた母屋、ありがとう!
まだまだ山に転がしてある薪・・・。毎週末、お天気には恵まれずなかなか作業が捗りませんが、雨の切れ間に薪を取りに行きました。チロルはトラックに薪をきれいに積み上げる名人です。
「もっと持てるよ!もっと乗せて!」と力いっぱい運ぶ女の子たちは、この1年で筋肉モリモリになりました!
だいだらぼっちで育てたモチ米で餅つきをしました。なんだかおめでたい気分の餅つきはワクワクします。大豆できな粉も挽いて「おいしい!」と大喜びでした。やっぱり自分で育てた米はおいしさが違います。
B−1(バンドのナンバー1決定戦)という企画で、5チームのバンドが競い合って曲を披露しています。くじ引きで決まったチームで、曲を決めて練習したことが楽しい時間となりました。ちなみに1位は「翼をください」を歌ったバンドでした。
M−1(漫才のナンバー1決定戦)も行いました。これもくじ引きでひいた2人組で悩みながら考えたネタを、一生懸命披露しました。どの組も息が合って面白くてなかなか1番を決めるのは大変でした。この呼吸は一緒に暮らした仲間ならではのものです。
スタッフ・なおみち <なおみちのコメント>

引き継ぎ会まであと1週間、1年のラストスパートが始まり、ゴールに向けた大切な役割を一つひとつこなした週でした。とにかく残っているのは薪!薪!薪!毎日毎日割っても、終わりがなかなか見えません。みんなで過ごすのも一瞬一瞬が愛しいもので、時間はいくらあっても全然足りません。
とにかく一つひとつ。笑って出発できるような終わりを迎えよう!




Copyright (C) NPO-GreenWood.All rights reserved.
このサイトに掲載されている文書,写真など全ての無断転載を禁じます。