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代表だいちのGREENWOODコラム

2007年7月17日
『ブログ風! この1ヶ月のできごと (後半)』

 7月2日。岐阜県の中部学院大学子ども学部の宮嶋先生からお呼びがかかり、「ボランティア活動論」という授業でゲストスピーカーとして講義してきました。福祉に携わっていこうとする学生さんに、グリーンウッドの活動を紹介しました。東京の大学に負けずみなまじめだな、と感心しました。
 7月4日。文部科学省委託「省庁連携体験活動ネットワーク推進プロジェクト」の会議がありました。グリーンウッドが文部科学省から受託した事業で、毎月1回の地元の子どもたち対象の体験活動「あんじゃね学校」http://www.greenwood.or.jp/anjane/index.htm
が採択されたものです。企画検討会議を開催することになっており、松島村長を座長として村の関係機関あわせて16名の会議です。みなさん、村のこどもたちが村の生活文化を伝承されていないことにたいへん危機感を感じていて、この事業に期待すると言っていただきました。村民の手で、村の子どもたちに良質な体験活動を!という、考えてみれば当たり前のことにじっくりと挑戦していきたいと思います。
 7月5日。今年度、私は小学校のPTA役員です。この日は小中学生による地区子ども会が小学校であり、私も役員として同席しました。私の家があるのは田本地区。暮らしの学校「だいだらぼっち」もある地区です。だいだらぼっちの子どもが20人いるので小中学生総勢51名となり、村で一番子どもが多い地区となります。中学生が司会と書記を担当して、夏休みの過ごし方を小学生といっしょに考えている姿を見ると、とってもほほえましくなりました。全国的に悲惨な事件が繰り返されますが、安全で楽しい夏休みにしていきたいものです。
 7月8日。夏の山賊キャンプの保護者説明会が東京でありました。160名の参加です。前日は名古屋でも開催しました。子どもの命を預かる、ということが、どれだけの心配を保護者に募らせるのか、ということを痛切に感じます。私も小4と小1のこどもを他団体のキャンプに参加させますが、受け入れのプロのくせして、預ける側になるとたいへん不安です(笑)。
保護者の皆さんには「親の期待」は持たせないでください、ぜひ「親の信頼」を持たせてください、と言っています。子どものキャンプはこどもの挑戦であり、そして親の挑戦でもあります。この夏、親子で一歩でも半歩でも成長してほしいものです。
 7月10日。北海道大学教育学部の大沼先生に呼ばれて、「体育社会学」の授業でゲストスピーカーとして講義しました。北大教育学部は私の母校でもあります。私は学生時代、運動部活ばかりで本当に何も勉強していませんでしたが、本当に最近の学生さんはまじめだと感じます(笑)。夜は久しぶりに札幌に帰ったので、15年ぶりくらいになるでしょうか、8人くらいの同期生や先輩、先生方が集まって楽しいミニ同窓会となりました。「Boys Be Ambitious」の理念のもと、全国に飛び散った同窓生が、世のためにいつか協働するようになればいいな、とこれからもまずは足元のことを一所懸命にがんばりたいと思いました。
 7月16日。夏の山賊キャンプのボランティアリーダー研修会を東京で開催しました。130名。14日には同じ規模で名古屋でも開催しました。東京担当は私でしたので、1日研修のプログラムをデザインし、実際にそれを動かしてみました。130人は少々多いな、と思いながらも、受講者したボランティアの皆さんは「学ぶ」ことの面白さに気づいてくれたものと思います。この研修会を支えていただいたリピーターのボランティアのみなさんの団結力もすごいものです。夏の山賊キャンプが、青年の教育の場として注目されていますが、「主体性」が集まる場は、「学び」の場でもあるのです。これで21日から始まる子どもキャンプがさらに面白くなることは間違いないでしょう。今年度は「信州山賊キャンプ」は文部科学省の後援を受けることになりました。
 この研修会の途中に長い揺れが東京でありました。新潟の中越沖地震ということですが、これらについては次回にしたいと思います。(事務局長 辻だいち)




2007年7月14日
『ブログ風! この1ヶ月のできごと(中盤)』

 アップが遅れて、すでにこの1ヶ月のできごとになっていないのですが、現在の日時に追いつくためにがんばって紹介したいと思います(笑)。ということで後半ではなくて中盤。
 6月4日。夕方に泰阜村教育委員会事務局の皆さんとグリーンウッドスタッフとの懇親会がありました。いつもお世話になっていますし、ある意味協働のパートナーでもあります。お互いの理解を深めるにはうってつけの場となりました。終了予定時刻が大幅に延びたということは、それだけ相互理解が深まったということでしょうか。
 6月11日。夕方、今度は隣のおじさんの家におじゃましました。地元の地域自治会の最小単位である「班」のお付き合いでいつもお世話になる方です。暮らしの学校「だいだらぼっち」のこどもたちを見守る地域のあたたかい眼をもっている方です。家族でおじゃましたのですが、15年前に私がこの村に来たときに班の共同作業(葬式)で、「一緒にお骨を入れる墓穴を掘ったなあ」という話で盛り上がりました。村の仲間として迎えていただきありがたいことです。
 6月16日〜20日。北東アジアの平和と安定のための子ども交流キャンプ「kids' AUキャンプ」 http://www.kids-au.net をモンゴルで開催しました。緊張の続く北東アジア6カ国の子どもたちが、モンゴルの大草原で遊ぶ。ただそれだけのことですが、その意義に賛同する人々が年々増えています。大成功のキャンプでした。それにしてもモンゴル実行院会の人々の行動力はすごい!
 6月23日。暮らしの学校「だいだらぼっち」のこどもたちが通っている泰阜南小学校PTA主催の救命法講習会。一応講師としてPTAの人たちにAEDの使い方も含めて講習しました。みなさん積極的に受講していただきました。とはいえ、私も同小学校PTAの役員です。やはりプールでわが子の友達が事故ないよう遊んでほしいですからね。
 6月26日。大東文化大学文学部の太田学部長からお声がかかり、社会教育概論の授業でで講義しました。講義といってもゲストスピークですが。同授業担当の松崎先生(元鶴ヶ島市教育長)の計らいもあり、楽しい授業となりました。最近の学生さんはまじめです。
 6月30日。暮らしの学校「だいだらぼっち」の団結キャンプに参加しました。子どもたちが考えたキャンプの内容は盛りだくさん。ちゃっかり私も家族みんなで参加し、久しぶりにだいだらぼっちのこどもたちともおおいに遊びました。梅雨の合間によい週末でした。
 ということで、後半のつもりが中盤となってしまいました。次こそは後半です。
(事務局長 辻だいち)




2007年7月3日
『この1ヶ月のできごと(前半)』

 5月中旬から6月中旬まで、大きな動きが連続して、このコラムを書くことができませんでした。久しぶりに書きますので、この1ヶ月にあった出来事などを書きつらねてみたいと思います。
 5月9日〜12日。北東アジアの平和と安定のための子ども交流キャンプ「kids’ AUキャンプ」 http://www.kids-au.net の打ち合わせに、モンゴルに行ってきました。7年前から始めた民間の取り組みですが、いまやモンゴル青年会議所が主体となって、各国大使館も協力するキャンプになっています。夜の11時まで明るい大草原の国は、やっと春を迎えていました。
 5月19日。暮らしの学校「だいだらぼっち」の田植えです。放棄農地を復活させるこの取り組みは福祉医療機構の子育て基金の助成を受けています。私の親父もおふくろも農家の出身です。自らの血を騒がせる何かがあるのでしょうか。とても充実した田植えでした。
 5月22日。埼玉大学の「社会教育原理」で、非常勤講師として講義しました。泰阜村での山村留学やキャンプの取り組みを社会教育として紹介したのですが、教員を目指す学生さんたちには「教室の外・u桙フ学びの場」としての取り組みがたいへん新鮮で刺激になったようでした。今年の私の目標のひとつに「青年育成」をあげていますが、まさに青年層に私たちの実践の意義を伝えていかなければならない、と強く思いました。
 5月23日。政府が力を入れている「立ち上がる農山漁村」事例に選定され、サミットに参加してきました。http://www.maff.go.jp/tatiagaru/newpage9.htm 全国から150団体が集まり、僻地で生き抜く様々な皆さんと交流できてたいへん刺激になりました。レセプションは首相官邸で行われ、首相、官房長官、大臣なども参加したことを考えればいかに政府が力を入れているかがわかりました。ちなみに、首相官邸は目がくらむような施設でした。
 6月31日〜6月2日。NPO法人自然体験活動推進協議会(CONE)のマスタートレーナー・チューターの会議に、NPOグリーンウッド代表の村上とともに参加してきました。日本中の名だたる自然体験・野外教育・環境教育の団体から、指導者育成のエキスパートが集まり、活発な議論が展開されました。NPOグリーンウッドの取り組みも、どうやら全国的に評価されているようです。
 ということで、なにやらブログみたいになってしまいました。後半もありますのでお楽しみに。
 (事務局長 辻だいち)




2007年5月6日
『働いて、食べて、笑って、とってもシンプルな連休でした』

 今年の連休は全国的に晴天に恵まれました。みなさん、それぞれどのように過ごしたのでしょうか。
 暮らしの学校「だいだらぼっち」では、保護者やキャンプボランティアなど様々な人々が集まりにぎやかな合宿でした。激しい渋滞をかいくぐってきたにもかかわらず、2泊3日、快晴の下で、ひたすら薪割りや畑作業や芝張り作業。でも、体が悲鳴をあげるほど働いて、胃袋が悲鳴をあげるほどおいしいものを食べて、おなかがよじれるほどみんなで笑って、そして楽しい酒を飲む。中には満点の星をあおぎながらドラム缶のお風呂に入る人も。労働力を持ち寄って、楽しい話題を持ち寄って、おいしいお酒を持ち寄って、もちろんそれぞれのストレスも持ち寄って。難しいことはしない。こんなとってもシンプルなことが、楽しく幸せに思える3日間でした。
 遠い外国に行かなくても、足元の地域や近くの自然の中で感じること、複雑なことではなくシンプルなことから感じることがたくさんあります。今度の連休は、ぜひ身近な地域や自然の中にでかけてみてはいかがでしょうか。いろんなものを持ち寄って、力と気持ちをあわせると、とっても楽しいことを感じることができますよ。
 暮らしの学校「だいだらぼっち」は、今度の連休は田植えです。(事務局長 辻だいち) 




2007年5月1日
『お酒や干物で支援を 〜能登地震の現場から〜』

 能登の輪島市門前町に行ってきました。能登半島地震の最も激しい被害を受けたところです。門前町に、アウトドア関係の仲間である岡本紀雄さん(現在は、旅行会社の有限会社のと代表)が住んでいます。彼は宝塚市からのIターンで、阪神大震災の被災者でもありボランティアセンターを運営に携わった人でもあり、また中越地震の時も川口市のボランティアセンター運営にいち早く携わったそうで、まさにそのノウハウが発揮されたということです。現在は避難所となった地区公民館をとりしきり、今回も被災者でありながら、そして本業を一時休止しながら、被災した地元の人々の長期的な支援について頭をめぐらせていました。
 門前町は、局所的に被害がひどいです。神戸のように町がゆがんでみえます。何が平行なのか、何が鉛直なのかがわからない、麻痺したような感覚に襲われます。高齢化率が50%を超える地域ですので、避難所はお年寄りばかりです。ただ、人々は淡々と過ごしていて、私が行った時は昼間はみな田植えの真っ最中で、家の片づけももちろんあるようですが、すでに日常生活が始まっていました。夜になると沖には漁火も見えて、漁師の生活も元に戻りつつあるようです。そして150戸用意された仮設住宅に、避難所から次々と引っ越していきました。
 この12年間に、神戸、中越、能登といった被災地をいろいろ見てきて、あれこれ考えます。災害に対する行政や企業、地域の考え方はどんどん変わってきているようです。全国から集まるボランティアもまた質がずいぶんと変わってきたようです。問題も多いようで、神戸と中越の経験がもっともっと能登の生きればいいのに、と思います。
 現地ではすでに日常生活が始まっていて、緊急時におけるボランティア活動の要素は減ってきています。今、押しかけてもそんなにやることはないということでした。でも、支援は長期にわたる。能登のお酒や干物を買うことが間接的な(経済的な)支援になるということです。
 この数年、北陸信越地域は自然災害が多発しています。福井で重油タンカー事故、新潟と福井で豪雨水害、新潟中越地震、長野天竜川豪雨水害、石川・富山で能登地震。居酒屋で日本酒や焼酎を注文するとき、お店でお酒を買うとき、被災地に思いをめぐらせて、銘柄を選ぶのも支援です。すぐにでもできそうです。  (事務局長 辻だいち)





2007年4月24日
『43年ぶりの学力テスト 〜徳力の伴わない学力ってそれいいの?〜』

 43年ぶりに全国で一斉に学力テストが実施されたそうです。小学校6年生と中学校3年生だけですが。みなさんご存知のとおり、報道では賛否両論様々な意見が噴出しています。
 私は今、北海道大学名誉教授の須田力先生と共同研究を始めています。先生も私も専門分野は体育です。学力や体力について、最近先生とやりとりしたことを以下に簡単に紹介します。
 このテストで測られる学力とはいったいどんなものなのでしょうか。テストの点数がどれだけだったのか、有名大学に何人合格させたのかということが評価されるのが、今の日本の当たり前の学力観です。人より1点でも高い点をとる、人を押しのけて合格する、そのようなことが当たり前の中で培われた学力は、果たして本質的と言えるものなのでしょうか。
 同じく体育の時間で行われる運動能力テスト。全国一斉基準のこの体力テストで測られる体力もまたいったいどんなものなのでしょうか。数値がどれだけだったのかで評価される体力テスト、スポーツの上手下手で評価される体育の成績などが、日本の当たり前の体力観です。
 人のために何かやる、人のために体を使う、という教育が欠如しています。徳力の発達の伴わない学力。それは他人を犠牲にして富や名誉を獲得する手段に過ぎません。徳力の発達の伴わない体力。それは、いじめや差別の手段となりかねません。
 4月にはお風呂の焚き口で何もできなかった子どもたちが、秋には自分が入った後にお風呂に入る人のために薪をくべる(追い焚き)ことができるようになる。4月には土いじりもできなかった子どもたちが、秋には稲刈り後に「もったいない」といって落ち穂を拾うようになる。来年の子どもたちのために、今年の子どもたちが薪を山から伐採してくる。これこそが、本質的な学力というべきものではないでしょうか。生活の中で獲得される学力・体力の価値を見落としてはいけないと、強く思います。
 暮らしの学校「だいだらぼっち」や「信州山賊キャンプ」は、まさに本質的な学力が獲得できる場です。この実践を基に、今年から少し研究活動を始めようと思います。日本の今の学力観に、一石を投じることになるでしょうか。
(事務局長 辻だいち)




2007年4月23日
『教職員との協働 〜環境省から委嘱された検討員会から〜』

 環境省中部地方環境事務所から、平成19年度中部地区環境教育指導者育成事業検討員に委嘱されました。漢字が多く、読むのが疲れますがおつきあいください。
 主催は環境省と文部科学省。両省の連携事業で、全国8ブロックで開催されてきました。中部地方では、各県持ち回りで毎年一度、教員25名・一般25名の合計50名程度が環境教育の基礎を学ぶ事業の内容を検討する委員会です。これまで、愛知、福井、静岡、三重と開催され、今年は長野県となりました。
 検討員会は、信州大学、松本大学の環境教育に関する先生、私のような環境系NPO(NPOグリーンウッド、ピッキオ、中部環境パートナーシップオフィス)、セイコーエプソン株式会社、長野県生活環境部、県教育委員会、そして県内の教員組織である信濃教育会と、まさに産官民学の顔ぶれです。事務局は、県内の教員組織である信濃教育会と環境省。
 このメンバーで8月に実施が予定されている事業の内容を検討することになりますが、第1回目の検討員会ではコンセプトの段階で紛糾しました。事業そのものが教職員と一般の参加者が半数ずつというパートナーシップ的なものですが、どうやら検討員会自体も教職員とのパートナーシップを築くことから始まりそうです。
 次回は5月下旬。生産的な検討員会になるかどうか。がんばっていきたいものです。 (事務局長 辻だいち)




2007年4月8日
『たこ焼き屋はないの? 〜村の神社のお祭り〜』

 暮らしの学校「だいだらぼっち」が属している泰阜村田本地区の田本神社で春の例祭がありました。田本地区には6つの班(住民自治組織)があり、私たちは1班に属します。今年は1班が神社例祭の準備などを担当する宿六(やどろく)当番でした。
 朝早くから1班に属する17戸の住民が神社に集って準備をします。世相を反映するのでしょうか、賽銭泥棒に昨秋あったために戸締りが厳重な神殿です。それらをわいわいと開け放して、6年に一度の準備が始まると、自然に昔話に花が咲きます。それらを聞くにつれ、この地域の人々が命をかけて守ってきたことがたくさんあり、そしてそれらが本当に尊いものだということを感じます。
 昼からの例祭には、地区の人々がたくさん集ってきました。伝統的な神事が執り行われます。子どもたちには恒例のお菓子まきです。私も童心にかえって、子どもたちに負けずにお菓子を拾いました! 
 例祭が終わった後は、これまた恒例の宴会です。境内の庭にゴザを敷いて、宿六の住民、神社担当の役員、消防団などなど、みんなで車座で飲みました。いきなり日本酒での乾杯でしたのでどうなることやらと思いましたが、やはりその通りで(笑)、たいへん盛り上がる会となりました。
 少々飲みすぎて、のんびり歩いて暮らしの学校「だいだらぼっち」に帰り着いたところ、小学生の女の子に「なんでお祭りなのにたこ焼き屋がないの?何も屋台がなかったじゃん。ねえ、だいち!」と言われました。心地よい酔いが体中をめぐりました。
(事務局長 辻だいち)




2007年4月4日
『日本の秘境? 〜泰阜村へようこそ〜』

 狭く曲がりくねった道路。対向車が来ると、ぎりぎりに車を寄せて一時停止。対向車はゆっくりとすれ違い、ドライバーが笑顔で会釈する。進路をゆずった車のドライバーも笑顔で会釈。
 こんな光景が、ここ泰阜村では毎日毎日繰り広げられます。今では村内の道路事情こそ良くなりましたが、周辺市町村から泰阜村に入る道はまだまだ1車線の狭い道。それが大型バスが入れない所以なのですが。
 隣の町から泰阜村に入るといきなり、すれ違いの車のドライバーが会釈をし出します。それは感動的で、「ここは日本かしら?」と異国に来たような錯覚を起こすほどです。物理的なハンディキャップがある故に生み出された思いやりの心。それが泰阜村の心地よい雰囲気を支えているのかもしれません。
 そして、今日、2007年度暮らしの学校「だいだらぼっち」参加者20名が、村役場で村長をはじめ役場職員にあいさつをしました。「僕は名古屋から来た小学校6年生の・・・泰阜村に来た理由は・・・」と一人一人が元気よく自己紹介。松島貞治村長も「体験しなければわからないことがたくさんある。1年かけて学んでください」と激励しました。
 暮らしの学校「だいだらぼっち」の子どもたちは小さな胸に期待と不安をいっぱいつめこんで泰阜村に足を踏み入れました。泰阜村の村民は、子どもたちのその気持ちを背一杯思いやろうとしています。現代ではなかなか体験することのできない尊い1年が、今まさに始まろうとしています。
  これから始まるこの1年間を、世界遺産として残したいくらいです。 (事務局長 辻だいち)




2007年3月30日
『丸岡屋 〜北陸福井のお菓子屋さん〜』

 年度末はNPOグリーンウッドのスタッフが唯一長期休暇をとれる期間です。暮らしの学校「だいだらぼっち」のこどもたちも家に帰り、信州こども山賊キャンプも開催しません。ただ、世の中は年度末でバタバタしていますので、舞い込んで来る電話などが多くて当直スタッフはたいへんなのですが。
 私も2日ほど休暇をいただき、故郷の福井へ帰省しました。82歳になる親父を連れて孫(私の息子たち)といっしょに越前海岸の小さな水族館に行ったときに、久しぶりにばったり出会ったのが高校時代の友人でした。
 彼は福井市内で営むお菓子屋の3代目です。最近は、郊外の大型店舗の進出で、日本全国どこでも街中の商店街は閑散としていますが、この3代目は福井市街の呉服町商店街で堂々と(?)小さなお菓子屋を経営しています。たいしたものです。
 福井に帰省するとよくこのお菓子屋でお土産を買っていたものですが、最近は忙しく福井を後にすることが多くなかなか顔を出せませんでした。今回、店に顔を出してお土産をたくさん買いました。地域に根ざしたお菓子の品揃えがたいへんユニークで、ファンも多いとのことでした。
 雪深い北陸で、また空洞化の進む商店街で闘う友人の姿に、自分もがんばらなければ!と気持ちを新たにしました。
 福井にご用件のある方はぜひお立ち寄りください。インターネットでは「丸岡屋 福井」で検索を! (事務局長 辻だいち)


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