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長期ボランティア募集

●長期ボランティア参加者の声 掲載中!!

 安井 尚美(なおちー)2017年度 夏
 杉田 佳凛(かりん)2016年度 夏 田端 雅威(がい)2016年度 夏
 高野 彩貴(さき)2016年度 夏 矢吹 泰誠(たいせい)2016年度 夏
 安井 尚美(なおちー)2015年度 夏 桐山 司(ジャック) 2015年度 夏
 立藏 有以(たてぞう)2014年度 夏  小田ひかり(おだっち)2013年度 夏
 茅沼典寿(ぬまっち)2013年度 夏  石原 遼(いえもん)2013年度 夏
 中澤 岳人(がっくん)2012年度 夏  石原 遼(いえもん)2012年度 夏
 小林 千珠嘉(コロ)2012年度 夏  板倉 みのり(もんた)2012年度 夏
 山田 夏海(山ちゃん)2012年度 夏  森 遼太(オーガイ) 2010年 夏・冬
 佐藤 英恵(はなえもん) 2010年度 夏  染谷 貴代(じぃー) 2010年度 夏
長期ボランティア ジャスミン  大久保 美希(ジャスミン) 2010年度 夏  加朱 将也(しゅう)  2010年度 夏
 野本 詩乃(のもてぃ) 2008年度 夏  野村 悠貴(のゆ)   2008年度 夏
 寺坂 俊範(しゅん)   2008年度 夏  鈴木 紹(しょう)   2008年度 夏
 石井 友紀子(ゆっきー) 2007年度 夏・冬




安井 尚美(なおちー)2017年度 夏

 私が今回、夏の山賊キャンプの長期ボランティアに応募しようと思ったきっかけは、大学生活最後の夏休みにはこどもの頃から関わり続けている山賊キャンプを悔いのないようとことんやり尽くしたいという思いからです。約1か月の間に3種類のコース、計5本のキャンプで本部スタッフとして参加させていただきました。
 2年前長期ボランティアで参加させていただいた時と同様、安全やごみの分別などのインフォメーションでは伝わりきらない部分はあり、悩みました。その中で意識したことは、本部スタッフ・相談員としてではなく、同じ山賊キャンプに参加する仲間としてお互いの暮らしや健康・安全をどう守っていくかということです。一方的に私から伝えるのではなく、族のおかしら(リーダー)を始めとした仲間同士で水分摂取など呼びかけるような声掛けを意識しました。
 また、キャンプ期間中は様々な困難がありました。台風や大雨で薪が湿ったり、かまどが水浸しになってしまった環境でも真っ暗になるまで晩ご飯を作り続ける姿、特にスーパーコースでは炊飯時にガスコンロが使える環境にあるものの「悔しいからこのまま火おこしで夕食づくりを頑張る!」と全員が協力し、総力戦で作ったご飯は忘れることができません。こどもたちの諦めない姿にとても刺激を受けました。
 私は2回目のチャレンジでもキャンプが始まる直前までやりきれるのか不安でいっぱいでした。そして私は火おこしも料理もできません。その中でも自分ができることを必死に探し、こどもたちに教えてもらい新たなチャレンジをしてみたり…。約1か月間遊び続け悩み、体力的にも精神的にも疲れはあります。でも終わってみれば楽しかったこと、嬉しかったこと、感動したことばかりで達成感でいっぱいです。この夏山賊キャンプで過ごした時間はかけがえのない宝物です。一緒にキャンプをした仲間、支えてくださった多くの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。




杉田 佳凛(かりん)2016年度 夏

 「長期ボランティアだって“チャレンジが基本だ”」

 私は小学5年生で山賊キャンプに出会い、中学3年生までは参加者として、高校1年生からはボランティアとして参加してきました。そして大学3年生の今年、初めて長期ボランティアになりました。
 今年のキャンプでは本部スタッフとしてこれまでとは違う仕事をもらい、様々な経験をしました。たとえばキャンプ中様々な場面で必要となるインフォメーションは本当に難しく、話が長すぎれば飽きられてしまうし、必要最低限だけを伝えようとすればつまらなくなってしまいます。どうしたらおもしろく、また同時に山賊キャンプの理念を伝えられるのか、正解は分からないままでした。また保健室の仕事は軽傷の対応であっても難しく、自分の目では必要ない絆創膏を「欲しい」と言ってくる子供とのやりとりに四苦八苦しました。
 こうして過ごしたなかで学ばせてもらったことはたくさんありますが、その一つが「チャレンジの大切さ」です。山賊キャンプにはマニュアル――規定された正解がありません。インフォメーションの仕方も保健室の対応も、あるいはランタンを出すタイミングや落とし物対応の仕方まで、自分で考えなければなりません。一日一日のなかで試行錯誤を繰り返しながら、自分なりの正解に少しずつ近づいていくのです。長期ボランティアとして過ごした3週間は終わってみればあっという間でした。それはもっと正解に近づくことが出来たのではないかという後悔からきていると思います。常にベターを目指す向上心を、そのためにもっとチャレンジを。山賊キャンプに限らず常にそうありたいと思うようになりました。
 それから長期ボランティアになろうか迷っている人へ。「やめようかな」と思う理由がいくつあっても、「やりたいな」と思う理由が一つあればぜひチャレンジしてください。私は不器用なうえ子供相手でも人見知りし、愛知から遠く離れた広島に住んでいて教育関係の職業を志望しているわけでもありません。ただ山賊キャンプが好きという理由で長期ボランティアになりました。山賊キャンプはとても懐の深い場所です。「やりたいな」という気持ちと行動に移すチャレンジの心さえあれば、それを温かく受け入れ支えてくれます。山賊キャンプだからこそできる経験や学びはたくさんありますが、それと同時にとても楽しい場所でもあります。そのことを、この文章を読んでくださった方と次の夏に共有できれば嬉しいです。



田端 雅威(がい)2016年度 夏

 今回、1か月半の長期ボランティアとして参加させていただきましたが、それにより大きな経験、感動を感じることが出来ました。
 1か月半のボランティアの中で私は全8組のキャンプに本部スタッフとして参加しました。
 元々、キャンプが好きで、地元では知り合いが主催しているキャンプにボランティアとして参加していました。
 その折にてグリーンウッドのキャンプに参加しましたが、当然ながら知り合いのキャンプとは内容が違うため初めのうちは流れを覚えることで精いっぱいで、こどもの様子を見ることはおろか、自分自身が無駄に慌ててしまっていたと思います。
 しかし、回数を重ねるうちに長老やスタッフの方々に多くのことを教えていただき、吸収していくことで自分でも変化を感じることが出来るほどに成長することができました。
 例えばキャンプにおいての環境についてです。
 夜などランタンを箇所ごとに設置しますが初めは言われた場所に置いていました。しかし、リスク面において「今どこが暗くなっているか、必要か」ということを考え、場所を変えていくことにより怪我のリスク、快適さが増すことを教わりました。
 他にも道具の扱い方の説明などこどもたちの前で行う機会もいただきました。
 これも伝え漏れがあったり、余計に長く話していました。こちらも回数を重ねるごとに簡略的かつ面白く話すことでこどもたちの笑いと集中の持続につなげることが出来るようになったと思います。それにより今の職でも活動において「進行が上手になったね。こどもが楽しそうにしている。」と言っていただきました。
他にも書ききれないほどの経験をしましたが、一番大切なことは「こどもと大人、片方ではなく双方が楽しむ」ことだと学びました。
 1か月半、とても楽しい夏でした。



高野 彩貴(さき)2016年度 夏

 小学生の頃に、この山賊キャンプに出会い参加し、高校生の頃からボランティアで参加しています。去年まで相談員として参加していましたが、学生にうちに一度長期ボランティアに挑戦したいと考え、応募しました。毎日朝から晩まで子どもと過ごしたり、インターネット環境と離れて過ごすということは非日常的でありとても楽しい毎日でした。ネット社会から隔離された環境は、最初は慣れずもどかしいですが、慣れたら小学生の頃に戻ったように毎日様々なことに目を向けることが出来るようになり、多くの発見があります。

 長期ボランティアをやろうかどうか迷っているならやってみるべきだと思います。毎日泥だらけになってへとへとになるまで遊んだり、本気で火を起こしてご飯を作ったり、いい意味で馬鹿になって自分の殻を破ることが出来ると思います。私は大学生ですが、普段の学生生活とは違うコミュニティを築くこともできました。

 自分の力量不足を実感し、悔しい思いをすることもありましたが、すべてを終えた時にはなにものにも代えがたい達成感が生まれました。
今回、勇気を出して長期ボランティアに参加して本当によかったと思っています。支えてくださった方々、一緒にキャンプした子どもたち、相談員さん、その他大勢の方、みんなに感謝します。ありがとうございました!!



矢吹 泰誠(たいせい)2016年度 夏

キャンプを通して…

 私が初めてキャンプに参加したのは2015年夏でした。キャンプ経験も浅く、ましては人前で話すことに対して苦手意識をもっている自分が長期ボランティアなどできるのかとても不安でした。それともう一つ、長ボラはどちらかというと運営側の立場です。相談員とは違って「族」に入ることができないので以前のようにこどもたちとあまり関われないのではないかという不安もありました。そんな不安もありながら長期ボランティアをやることが自分にとってのチャレンジだという思いで2016年夏の長期ボランティアに参加させていただきました。キャンプが終わり振り返ってみると人前で話すのは徐々に慣れていき、緊張はしますが変わっていけた気がします。そしてこどもたちとあまり関われないのではないかという不安、確かに「族」にははいれないが、逆に族に入れない事により二つの族の姿が見えてきました。相談員の時は自分の族のこどもたちしかほとんど見ることができません。更に族が見えるという事はつまりその族に入っている相談員たちも見ることができるということ。これは自分にとって新たな発見であり、学びでした。自分だったら「こうするかもなぁ」「なるほど」など、時にはこどもだけでなく相談員さんたちの言動・行動に羨ましく思ったり…。
 とにかく全体を広く見わたすことができ、相談員の頃の自分を客観的に見ることのできる長期ボランティアはとても面白かったです。角度が変わると見えるもの見えてくるものが全く違う事、キャンプを通して学びました。表層的な部分しか見えてなくて否定してしまう事も角度を変えれば面白いかもしれないと思いました。いろんな角度からものを見られるように何事にもチャレンジしていきたいと思えた夏のキャンプでした。




安井 尚美(なおちー)2015年度 夏

 私が初めて山賊キャンプに参加したのは小学校3年生のときでした。山賊キャンプでは特に、やりたいことは何でもできるところが大好きで中学3年生まで参加していました。キャンプ中のスタッフの方と相談員さんはキラキラしてとても楽しそうで、私もいつかそんな相談員さんになりたい、とあこがれの的でした。そうした想いから、高校生からは相談員として参加しています。今年長期ボランティアに申し込むかは正直迷いましたが、やらずに後悔するのはやめよう、「チャレンジが基本だ」という思いで応募を決めました。
 キャンプ中は、チャレンジコースの本部スタッフとして参加していました。手洗いや、包丁の使い方など安全に関するインフォメーション、ごみの分別などを分かりやすく・面白く伝えるためにはどんな伝え方がいいかたくさん悩みました。また、けがの手当て・体調不良・ホームシックの対応ではまだまだ知識と経験が足りないと痛感しました。
 子どものころ「本部の人はなんでもできる!」というイメージがあり何でも自分でやらなければと息詰まってしまったこともありましたが、そんなときに子どもたちから「何かやることあるー?」と聞かれ、改めて山賊キャンプは子ども・本部・相談員さんみなで作るものだと気づかされました。そして、子どもだけでなく相談員さん・長老とのコミュニケーション重要さも感じました。
 相談員のときは族の子どもと過ごす時間が多かったのですが、今回本部スタッフとして全体を見ることが大切だと感じ、日を追うごとに出来るようになったと実感しています。
 キャンプインする前は、不安な気持ちがとても大きかったです。でも実際は「やってよかった!」と思えることばかりでした。この経験をもとにこれまでやろうと思ってためらっていたこともチャレンジしていきたいです。この夏、たくさん山賊キャンプに参加できてとても幸せです。たくさんの子ども・相談員さん・グリーンウッドのみなさんとのかけがえのない日々、出逢いと別れがあった夏休みした。ありがとうございました!(2015年 信州こども山賊キャンプ事業報告書より抜粋)



桐山 司(ジャック) 2015年度 夏

「長期ボランティアにトライして」 

 参加した4本すべてのキャンプで本部を担当し、子どもだけではなく、相談員とも幅広く関わることができました。私は基本的に「とりあえずやってみよう」というスタンスで参加していたため、良くも悪くも山賊キャンプにインパクトを与えたのではないかと一人思っています。しかし私の無謀さ、勢いを全てキャンプの味に変えてしまうことも山賊キャンプの魅力なのだと思います。特に長期ボランティアでは毎日のように壁にぶつかります。時にはどうしようもない自分に嫌気がさすこともあります。ただ、キャンプ全体で考えると、その嫌気が自分にとっての山賊キャンプの良い調味料となって深みを出してくれているように思います。そしてその時、その瞬間で頂いた何気ない言葉の数々は、私の中でかけがえのない「教え」として今も大きく位置を占めています。これを得られたことがキャンプに参加して一番良かったことかもしれません。
 私はキャンプの間、毎日のように悩んでいました。しかしその悩みの中で懸命に何かを見つけようと必死にもがいていた自分は決して悪いものではなかったように思います。そしてそのもがきやどうしようもない私を温かく見守って頂いたことは自分自身のこれからに大きく影響していくと確信しています。
 山賊キャンプは私の「何がしたいんだろう」の考えを少し違う方向に向かせてくれました。少しでも参加を悩んでいるあなた!山賊キャンプは大変です。頭にくること、大変なことが毎日のように押し寄せてきます。しかしそこで頭にきた経験、大変だった経験はあなたのこれからに少なからず影響を与えるはずです。是非参加してみてください。きっと見つかるものがあるはずです。



立藏 有以(たてぞう)2014年度 夏

 私はNICEという団体が紹介する中長期ボランティアの中から、この山賊キャンプボランティアを見つけ、参加しました。この出会いは、休学をしてこどもたちと関わる機会を多く持ち、様々な教育現場を知りたい!と思っていた私にとって、絶好のチャンスでした。
 長期ボランティアとして1ヶ月半、5つのキャンプと、物資や事務局の仕事のお手伝いをして過ごしました。北海道に居ながらにしてアウトドア経験があまりなく、山賊キャンプは初参加。やる気とバックパックのみを持って泰阜村に来た私でしたが、多くの人に支えていただき、キャンプを終える頃には、火おこしや調理・工作などに使う器具の扱い方や様々な注意事項を覚え、こどもたちに教えられるようになっていました。
 参加して一番良かったなと思うのは、たくさんの人と、たくさんの思いに出会えたことです。山賊キャンプには、学校も学年も言葉も違う様々なこどもがやってきます。初めて会ったこどもたちが、山賊のおきてのもとに助け合い、たくさんのチャレンジをしながら楽しそうに暮らす様子、うまくできた時の満足そうな顔を見て、何度もパワーをもらいました。楽しむ気持ち、やってみたいという気持ちがあれば、なんでも出来るということを教わりました。そしてそんな素敵なこどもたちの周りには、たくさんの大人がいます。こどもたちを支える相談員さんたちや、キャンプを引っ張っていく長老陣のみなさんとはこどもを育てることやキャンプに対する熱い思いを聞いて刺激を受けただけでなく、一緒にこどもたちを守りキャンプを盛り上げようと団結して、たくさんの感動を共有できました。キャンプを支える物資・事務局のみなさんからは、安心安全で楽しいキャンプが実現できるのは裏方の仕事があってこそ、そして泰阜村の皆さんのあたたかい気持ちがあってこそなんだということも知ることができました。
 山賊キャンプは大人もチャレンジが出来る場所だと思います。長期で関わるからこそ見られるものがあり、自分自身色々な挑戦ができたし、そこから得られたものは私にとってとても大きく、今後も大切にしたいと思えるものでした。思い切って飛び込んでみて良かったです。私のチャレンジを支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

最後になりますが、山賊キャンプ参加を考えている方には、ぜひぜひ長期ボランティアにもチャレンジしてみてほしいなと思います。みなさんにとって忘れられない夏になりますように。



小田ひかり(おだっち)2013年度 夏

 私は、生まれも育ちも九州の島で、いつも自然に囲まれて暮らしていました。
 山梨の大学に進学し、環境教育に興味を持っていて、大学の教授の紹介で山賊キャンプを知りました。相談員として参加することも考えましたが、どうせやるなら長い期間やってみたいなという思いから、長期ボランティアに応募しました。
私は人生で一度もキャンプをしたことがありませんでした。初めてのキャンプ場入りを直前にとてつもなく不安になり、泣きそうでした。しかし、キャンプ場へ行ってみるととても楽しかったです。共にキャンプしたこどもたち、相談員、本部スタッフのみんなのおかげだと思います。初めは何もわからなかったことが次第にわかるようになったり、できるようになったりして、だんだん慣れて自分自身もいろんなことにチャレンジできました。
こどもたちが料理などにチャレンジして「できるようになったよ」「お母さんに自慢する」と嬉しそうに笑顔を見せる瞬間に感動しました。その笑顔に携わることが出来て本当に幸せです。
 こどもたちとの接し方や、伝えることの大切さなどキャンプを通して多くの学びがあり、初めての経験ばかりでしたが、他の相談員やスタッフのこどもたちとの関わり方を見ることができ、勉強になりました。楽しく充実した三週間を過ごすことが出来、長期ボランティアに応募して本当によかったと思います。
みなさんもぜひチャレンジしてみてください!




茅沼典寿(ぬまっち)2013年度 夏

 1か月間毎日がとても充実し、あっという間に過ぎてしまいました。
 この一か月間、相談員の時とは違った悩みを持っていました。それはどうしたらみんなに話を飽きずに聞いてもらえるのかということ。伝えなければいけない大事な話は、どうしてもつまらなくなってしまい、子どもたちも聞いていて飽きてしまいます。話す内容・時間、わかりやすさを試行錯誤していきました。失敗しても次にチャレンジする機会が多いことも長期ボランティアならではの特徴ではないでしょうか。
その他にも、得意なこと、苦手なこと、様々なことにチャレンジすることができました。

 また、今まで相談員として楽しくキャンプしてきましたが、その裏には数え切れないひとたちのサポートがあってからだと改めて感じたひと夏でした。一人でも多くの子どもや相談員にまた来たいと思ってくれるようなキャンプにしたいと思って全力疾走しました。

 大変なことも多かったですが、参加して本当によかったと思っています。もし、長期ボランティアに興味があって迷っているならば、思いきってチャレンジしてみてください。

 キャンプに関わったすべての皆様、一緒にキャンプしてくれた子どもたち、本当にありがとうございました。




石原 遼(いえもん)2013年度 夏
 2012年から2年間、長期ボランティアとして山賊キャンプの運営に携わらせていただきました。
 こどもたちと暮らす約40日間は、心の底から「楽しい!」と思える毎日でした。
 前回、一緒にキャンプした子どもが「いえもん、久しぶり!また一緒になれたね!」と言ってきてくれたことが、その子と再会できた以上に嬉しいことでした。

 もちろん、楽しいこと嬉しいこととは裏腹に、辛いことや苦しいこともあります。疲れて眠くなったり、悔しくて涙したりすることもあります。
でも、それら全部ひっくるめて「長期ボランティア」ではないかと思います。
もう二度と経験したくないことも多々ありますが、最後には達成感と、またやりたい!という想いだけが残っています。

 私は、長期ボランティアに参加する前は教員を志望していました。
 しかし、ビジョンやミッションをもって楽しく働いているグリーンウッドの人たちを目にして、「私も自然と子どもに囲まれた仕事をしたい!」と思うようになり、2014年度より、プレイパークという冒険遊び場施設で働くことになりました。
長期ボランティアで学んだこと、経験したことを活かしつつ、日々チャレンジしながら頑張っていきたいと思います。




中澤 岳人(がっくん)2012年度 夏

 私は以前中学1年生から3年生までの3年間、だいだらぼっちで暮らしていました。
だいだらぼっちに参加する前は冬の山賊キャンプには1回参加したことがありますが、夏の山賊キャンプは今回が初挑戦でした。
だいだらぼっちで経験した薪割りや沢登り、火起こしなどは教えることができ自信もあったのですが、子どもが何を思っているのか分からないことも多く悩みました。
けんかをする子どもやホームシックになる子ども、体調が弱い子どもなどは出会った瞬間には分かりません。実際に生活をしていく中で気付いていくことです。
もう少し早く声を掛けていれば状況が変わっていたのではないか、発生後の対応方法を変えていればもっとみんなで遊べたのではないかなど悔むこともありました。
 私は、だいだらぼっちを卒業後、高校、大学を経て4年半、群馬県の「ぐんまこどもの国」で働いておりました。親子対象のイベントを計画し、提案して、実行した時の子どもの視線を感じ取るのが好きで、楽しい顔やつまらない顔、無表情な子どもの顔を観察して、イベントを考えていました。子どもの顔は素直ですのでこの経験を山賊キャンプで生かせると思い参加しました。
 山賊キャンプは本当にたくさんの子どもが泰阜村に来ます。一人一人性格が違えば、考えることや感情も違います。
子どもたちには泰阜村の楽しいところを一瞬でも感じ取ってもらいたい、そして「また来たい」と思ってほしいです。
 私もまた参加して、「子どもの心」を学び自分自身を高めていきたいです。今回参加させていただき、ありがとうございました。




石原 遼(いえもん)2012年度 夏

子どもたちと暮らす約40日間は、心の底から「楽しい!」と思える毎日でした。と同時に、さまざまな学びを得ることができました。

私自身、キャンプの準備から片付けまで、ひと夏のキャンプの一部始終に関わらせていただきました。
キャンプ一線で活躍する長老陣だけでなく、陰ながら支える事務局スタッフ、笑顔で迎えてくれる泰阜村の人たち、そしてチャレンジ精神をもって参加してくれる子どもや相談員たち、多くの人によって支えられてキャンプが成り立っていることに気づきました。
当たり前ではあるのですが、自分の目で見て、身体で経験しなければ分からない気づきでもありました。だからこそ、その当たり前に受け身にならず、みんなに支えられてキャンプができることに感謝していかなければいけないと実感しました。

また、キャンプ中、さまざまな場面でインフォメーションをさせていただきましたが、「伝える」ことの難しさを改めて感じました。
膨大な量のインフォメーションを分かりやすく話そうとしても、結果として、その内容とは反対のことをしている。分かってはいるけど、伝えたことの半分までしか理解できていない、など…。
どうしたら、簡潔で、分かりやすくて、理解しやすい伝え方ができるのか?ということに悩みながらも、機会を見つけてチャレンジさせていただました。
私は教員を志望しているので、「伝える」ことを職としていかなければなりません。でも、長期ボランティアを経験して得た「伝える」ことの気づきを、これからの教員生活に活かしていきたいと思います。




小林 千珠嘉(コロ)2012年度 夏

山賊キャンプは私の原点

 大学4年生の夏、周りは就職先を決まった人も出始め、また教員採用試験に向けて追い込みをかける時期に、私はグリーンウッドの山賊キャンプに出会いました。
このキャンプのボランティア経験は、もやもやと悩み続けていた私に前進するきっかけを与えてくれたのです。
 大学では、子どもの成長を手助けする職に就きたい、と教員を目指して学んでいました。しかし、学校参観や教育実習の中でたくさんの子どもの姿を見ていく中で、徐々に教師という職業は私の思っている形ではない、と感じるようになってきました。
 大学3年生の秋、本格的に就職活動が始まります。教員は違う、と思った私は、学校とは違う側面から教育に関わろうと思いました。社会教育という立場で教育を展開する地方公務員を目指すことにしました。しかし、勉強を始めてから公務員はこどもに直接かかわることが少ないことに気付くと再び、どんな形で子どもとかかわりたいのか考え始めることになります。
 私の思いは、
・大人から子どもへ教える、ではなく大人も子どもも一緒に学ぶ。
・子どもが、やってみたいと思える環境をつくる。その思いを実現できるような手助けをすること。
どうすればいいか、何に向って頑張ればいいか悩みながら日々を過ごしていた時、グリーンウッドの長期ボランティアを知りました。
子どもが主役というキャンプ内容を見てすぐに「これだ!」と思い、参加することにしました。自分の思いを先に言葉にしてくれていたからです。

 キャンプを終えて大学に戻った私はやはり悩んでいました。でも以前とは違う悩み方です。表面上はこれから先どうしようという将来に対する悩みには変わりません。
しかし一つ大きな違いは、上に書いた思いが実現できる場所に行きたい。それは子どもたちと一緒に自然の中で体験を重ねることで成長し合う場だと確信をもった上での、就職活動でした。
 このキャンプで、私は自分が漠然と思っていた思いは間違いではなかったと、一つ大きな自信がつきました。今私は子どもと自然の中で暮らす職場にいます。しかし、これで夢が叶ったとは思っていません。まだ自分の思いを形にできてはいないからです。今後、これからの未来を担う子どもたちに何をどう伝えていくかについてもっともっともっと考え続けなければならないと思っています。ただ、これから先何があろうとも、2012年夏の山賊キャンプは、道を間違えたり空回りした時には立ち止まって考えさせてくれ、新しいことに挑戦しようという時には自信と決断力を与えてくれるでしょう。

最後になりましたが、キャンプで出会った子どもたち・ボランティアさん・グリーンウッドの皆さま、そして一緒に夏を乗り越えた長ボラのみなさん、本当にありがとうございました。




板倉 みのり(もんた)2012年度 夏

「新しいことにチャレンジしよう」と思って、私は山賊キャンプに参加した。教育関係の勉強しているわけではなく、子どもと触れ合ったこともとくにない私は、正直キャンプは不安でいっぱいだった。でも今は本当に参加してよかったと思っている。キャンプは学ぶことばかりだった。大人が子どもたちを教えるのが普通だが、私は子どもたちからたくさん教えてもらった。たくさん楽しいことや、笑いや、元気をもらい、助けてもらい、たくさん感動させてもらった。私たちは子どもたちから学ぶことはたくさんあると本当に実感した。子どもたちは子どもたちのためにした行動や言動は、うまく出来なくても伝えれなくても受け入れてくれた。そんな子どもたちをみて、本当に可愛く思うと同時に、自分が子どもたちのことを思えば必ず伝わるんだ、こどもたちに飾らずに素直に接することが大切なんだとおもった。参加キャンプは子どもたちが大人から学ぶことももちろんあるとおもうが、それだけではなく、子どもが子どもから、大人が大人から、大人が子どもから学べることができるキャンプだと。

山賊キャンプから帰ってきて、普段の生活に戻ると山賊キャンプは人、自然に対して「思いやり」がたくさんあったことを実感した。
バイト先でのプラスチックも燃えるゴミも一緒にすてるゴミ処理の仕方。すれ違っても挨拶をしない生活。キャンプでは「自然を大切にしよう!挨拶をしよう!思いやりをもとう!」と子どもたちに言っていたが、実際私も社会もできていないことを実感させられた。キャンプにいく前までは何も思わない社会だった。だから他の人もなにも思わないと思う。このような社会の現状にきづくことが出来たのは山賊キャンプのおかげだとおもう。
山賊キャンプの暮らしにはなにげない「思いやり」があり、また「思いやり」をキャンプを通して少しはもつことができたから、このことに気づけたのではないかとおもう。
山賊キャンプでは普段の生活や社会に不足している大切なものがたくさん持っていると思う。それは社会や人たちに必要なことだと思う。
子どもたち、相談員の人たち、グリーンウッドの人たち、ボランティアの人たち、山賊キャンプの暮らし、自然、山賊キャンプの全てを通じて、そのことが私なりに少しだが学ぶことができたのではないかと思っている。本当に感謝しています!
あと私は「山賊キャンプのおきて」が大好きだ。山賊キャンプは終わってしまったが、普段の生活でも「山賊キャンプのおきて」は社会にとって必要なおきてだと思う。
子どもたちも忘れないでほしいし、自分も忘れないで、山賊キャンプの学びを活かせるように、子どもたちと一緒に、負けないように、まだまだチャレンジしていきたい!!
本当にありがとうございました。




山田 夏海(山ちゃん)2012年度 夏

私は、参加した組の数が4組とほかの長期ボランティアよりも少ないですが、長期ボランティアを終えて振り返ると一つ一つのキャンプがどれも印象的で、毎日毎日が本当に充実していたことを改めて感じました。
正直、優柔不断な私は、長期ボランティアに申し込む前、例年通り相談員としてボランティアに参加するか、本部スタッフを担う長期ボランティアとして参加するかどうか、本当に悩みました。しかし、行ってみなきゃ分からないし何事もチャレンジが基本だ、と自分に言い聞かせて申し込みをしました。
キャンプ期間中は初めての本部スタッフで戸惑うことも多くありました。頑張ろうと努力してもうまくいかないことや自分の本部スタッフとしての役割がうまく果たせないこともありました。しかし、そのような環境の中だからこそ、毎回新たな気づきがあり、学びがあり、どうしたらいいのか、考えさせられました。
また、同じスタッフの仲間から励まされたり、アドバイスをもらったりとお互い助け合い、高めあう環境にいられたことに本当に嬉しく思います。
長期ボランティアを経て、子どもや相談員の時には気付かなかったことがあります。それは、「裏方」の存在です。何が起こるか分からないキャンプ。危険や予期せぬ出来事が付き物ですが、それらに柔軟に早急に対応してくれる裏方の存在があって山賊キャンプは成り立っていることを改めて実感しました。例えば、病気の子どもが出た時、食材や物資が足りない時等、何かあればすぐに駆けつけてくれる裏方スタッフがいますし、キャンプを安全に円滑に行えるように支えてくれる裏方スタッフがいます。
また、1,000人以上の子どもと相談員、スタッフが食べる野菜を育て、準備してくれる村の農家の方々。そんな裏方の存在は今まで相談員として参加してきた私は分かっていながらも、なかなか感謝と直結しにくいことでした。しかし、本部スタッフとして山賊キャンプにかかわる中で裏方となる人々への感謝の気持ちを持つことを自分自身で実際に感じることができました。
キャンプを終えて、今、普段の生活へと戻ろうとしています。長老はいつも、キャンプの最後に「キャンプから帰ってからが本番だ!」と言っています。私自身、長期ボランティアを経てたくさんの学びがありました。感謝の気持ちを持つこととその気持ちを行動に移すこと、責任を持って行動すること、鳥の目と虫の目で物事を把握すること・・・。これらの学びをこれからの日常につなげていくことこそがキャンプの目指すことだと思います。そして、今回私自身がたくさんの学びを得られたのと同じように、多くの人に学びを与えられるような人になりたいです。




長期ボランティア おーがい 森 遼太(オーガイ) 2010年夏・冬

 私が初めて山賊キャンプと出会ったのは小学校1年生の時でした。
 母親の何気ない誘いから6年生まで、毎年「夏休みといえば山賊キャンプに参加する!」となりました。
 その後、中学生になってからは部活のためブランクを4年挟み、再び高校2年になった夏に今度は小学生の時に常に身近にいた憧れの存在だった相談員として山賊キャンプに再び参加しました。
   初めて大人として参加した時の衝撃は想像以上でした。高校2年でまず大人として関わってもらえる環境に驚き、その中で子どもと関わっていくことで学ぶことの多さや、子どもにとって何が1番必要なことか?など日々真剣に考える自分の周りの大人たちの姿。
何もかもが新鮮で刺激的な日々であり、そして何より子供達や尊敬するスタッフや相談員と過ごす日々の毎日が本当に楽しかったのを今でも鮮明に覚えています。
 
  その後は大人として関わるキャンプにすっかりはまり、以後4年間相談員として毎年夏・冬のキャンプに参加してきました。
その4年間で私はキャンプを重ねていくうちに、段々と自分に毎回不意に「次はもっとこうしたい。」という自分なりにもつ課題の質が上がっていったことに気づきました。

   そこで、「もっとキャンプをしたい!」という思いから、2年前の夏から4度長期ボランティアに参加させてもらいました。

 そんな過去大人・子どもとしてそれぞれ6年、山賊キャンプに関わり私が感じるのは、自分は何よりキャンプが大好きということです。

  無我夢中で疲れ果てるまで遊び尽くしていた子ども時代。いろんな人や、疲れなどと衝突することもある大人になった今。
  あらゆること全てを、まさにその瞬間瞬間の同じようでいて全く違う、それぞれのキャンプ生活から学ぶ。
そしてその学ぶものも人それぞれで、また同じ人間でも成長段階により感じるものや学ぶことの質が異なります。

  この長期ボランティアはキャンプの最大の魅力である、様々な違いや、度々湧き上がる学びを一夏の生活から数々の場面で感じることができます。

  正直、余裕がないくらい疲れと眠気に襲われる時期は絶対必ずあります。(笑)
でもそんな時こそ、「試されてるなぁ」と私はクセになるくらいのめり込んでます。と、同時にそんな時に自分の成長を感じることもあり、助けてくれる仲間もいます。

ぜひ、ぜひ、ちょっとの勇気をだして大きな一生の学びと仲間を手に入れませんか?

この夏、きっとキャンプ場で会えることを楽しみにしています。




長期ボランティア はなえもん  佐藤 英恵(はなえもん) 2010年度 夏

 私にとってたくさんのこどもたちと過ごした40日間は長いようで短く、かけがえのない時間となりました。
 本部スタッフでは、「伝える」場面がいくつもありました。こどもたちや相談員80人近くの人の前で話をすることはなかなかない経験だと思います。私はどうすればよりわかりやすく伝わるか試行錯誤しました。その中で、インフォメーションが行動につながっていないときどのようにフォローすればよいか考えることや、一歩先を見て説明を工夫することなど多くの学びがありました。何のために伝えようとしているのか原点に帰り、次はどうしていきたいのか考えることの大切さに気づかされました。
 目の前の状況に悩みながらも自分で答えを出し、責任を持って行動に移していく積み重ねが本物の経験や学びとなることを体で感じました。今後教師を目指す私にとって、さまざまな人との出会いやこどもたちとのかかわり、自分自身の学びの過程は貴重な財産となり生きてくると感じています。
 「チャレンジが基本」の山賊キャンプに長期ボランティアとしてあなたもチャレンジしてみてください。
 こどもたちと向き合い、共に暮らし感じる中で、ふたつとない自分だけの学びが見つかります。

 ※佐藤 英恵さんは2010年度の指導者育成プロジェクトにも参加しています。




長期ボランティア はなえもん  染谷 貴代(じぃー)2010年度 夏

 山賊キャンプには、沢山の出会いがあり、沢山の人と触れ、沢山の気持ちを見るチャンスがあります。 一人一人が相手の事を思い、行動する。
一人一人が相手を認識出来てい る。支え合える。大人も子供も関係なく、それができる場だと思います。
 私はその環境の中、「自分には何が出来るのだろう。」 と日々考えさせられました。
 しかし、考えても考えても、たっぷりあった1ヶ月半はあっという間に過ぎました。
 きっと私が子どもたちに出来ることは何もないだろうが、私自身が楽しむことが一番なのかなと思いました。
 沢山の人と出逢い、沢山の人に支えてもらい、沢山の人と同じ時間を共有して。
亀ほどノロマな歩みかもしれないけど、「私もここで少しは成長出来たのかな。」と思っています。
 ひと夏共に過ごした人のパワーを私は忘れないです。関わってくれた、すべての人にありがとうと伝えたいです。




長期ボランティア ジャスミン  大久保 美希(ジャスミン) 2010年度 夏

 初めて山賊キャンプに参加したのは小学6年生でした。その時の楽しい思い出が忘れられなく、いつか山賊キャンプに関わりたいと思い、大学生で長期ボランティアとして参加させて頂きました。当時、相談員の人たちを見ていて、学ぶことが多く私もこんな大人になりたいと憧れていました。次は私が参加者の子ども達の手本になりたいと思っていましたが、実際には子どもたちから学ぶことばかりでした。

 片付けをしないで遊んでしまう子が居たら、代わりにやってあげるのではなく、やるべきことを示してあげる。普段の生活で私が人の代わりにやってしまうことは、相手を成長させる機会を奪っているのかもしれないと気付きました。

 他にもたくさんの気付き、発見がありました。そして、たくさんの人との出会いと繋がりがここにはあります。100人居れば100通りの考え方、生き方があることを実感できる場だと思います。




長期ボランティア しゅう  加朱 将也(しゅう) 2010年度 夏

 この夏は約1ヵ月間、多くの人々と生活を共にするために長期ボランティアとしてキャンプに参加させていただきました。
 生まれた所も、考え方も「違う」様々な「こども」と「大人」が生活を共にする山賊キャンプは、お互いの「違い」がはっきりと現れます。「違い」は意見の対立を生み、時には喧嘩にまで発展したこともありました。しかし、共に「食う・寝る・遊ぶ・働く」をすることで、こどもたちはお互いを少しずつ認め合いながら生活していることに気付きました。
 今回あらためて「違い」を認めることの難しさを感じました。社会でも、権力争い、紛争などお互いの「違い」を認められないことで起こる問題が多いように思います。しかし、だからこそ、未来を担うこどもたち、そして、今を担う大人たちがあらためて「違いの豊かさ」を大切に生活していくべきだと感じることができました。私自身、来年からは国際協力隊員の一員として途上国で活動します。その中でも国を超えた人々の「違い」を大切にしていきたいと思います。こどもたち、相談員、本部の人々。様々な人々の「違い」。本当にありがとうございました。
(2010年 信州こども山賊キャンプ事業報告書より抜粋)




長期ボランティア のもてぃ  野本 詩乃(のもてぃ) 2008年度 夏

 朝早く起きて朝食を作り始めても、後片付けまで終わる頃にはすでに日は高く昇っている。大半を占める空白の時間には、それぞれ持ち寄った“山賊キャンプでやりたいこと”を、例えどこにいてもできることであっても、それぞれ存分にやり尽くす。そんな一見、非・日常的、非・効率的とも捉えられることは、そのまま豊かさを生み出すためのゆとりとなる。そんなことを感じ続けた、長期ボランティアとして過ごした三週間で、私が得たものとしてすぐ思いつくものは二つあります。
 一つはインフォメーションを通しての学びです。子どもと来て子どもと帰る相談員とは違い、長期ボランティアとして本部に入れば数十人の子どもの前に立って、小学校一年生から中学生まで、初参加の子どもからリピーターにまで、理解できるように様々な説明をしていくことが求められます。今回の参加者の傾向、反応、集中の具合をその場その場で判断しながらいかに的確に理解へと導くか。見ているより何倍も難しいこの作業は、教職云々言わずとも素晴らしい経験となりました。
 もう一つは、様々な人との交流です。同年代の韓国、イタリア出身の二人と協力しあったり、様々な背景を持つ人と話す機会が持てたことは、自分の視座を確立していく上で土台の一部となっています。何より、現地でお世話になったスタッフの方々一人ひとりから、学んだことを具体的に思い浮かべることができます。それはシンプルに、私にとって嬉しいことでした。
 その経験が価値ある大きなものであればあるほど、それを理解し定義づけるのには時間がかかるものです。ここではとりあえず二つあげましたが、長期ボランティアとして得た学びの認識は、この先の生活でまたすとんと落ちてくるような気もしています。今はただ、ただいまと言って泰阜村に迎える日を楽しみにしています。




長期ボランティア のゆ  野村 悠貴(のゆ) 2008年度 夏

  山賊キャンプ長期ボランティアに参加して

 学生最後の夏休みを多くの子どもたちや、様々な年代の相談員の方たちとすごして、たくさんのことを学ぶことができました。何百人の子どもと触れ合える機会事体がめったにないことですが、一人ひとりがまったく違う個性を持っており、始めて出会う子ども同士が作る人間関係は、見ているだけで勉強になりました。特に私が見習いたいと思ったことは、「子ども」とひとくくりにしてしまいがちですが、大人と同様それぞれに得意分野があり、得意なことは率先して前に出て他の子を引っ張っていき、苦手なことは自ら学ぶ姿勢です。大人になると、ついついまわりに合わせようと思ったり、出来ないことを恥ずかしいと思って、やろうともせずそのままにしがちだと思います。ですがキャンプで出会った子どもたちは、好奇心旺盛で火起こしや料理などやったことのないことに挑戦して、失敗しては「ここが間違ってたから、次はこうしよう」と成長していきました。
 初めて山賊キャンプの相談員として参加したとき高校生だった私は、人はたった3泊・4泊の短い期間でこんなにも大きく成長するのかと感動したのを今でも覚えています。それがきっかけで、山賊キャンプのリピーターになったのですが、毎年参加するたびに改めて人の成長に感動します。それはもちろん子どもだけではありません。相談員の方々も大きく成長していると感じます。私も人見知りや引っ込み思案だった性格が、キャンプに参加するようになってから、正反対になりました。おかげで幅広い人脈を持つことができましたし、社会人になった今、すんなりと職場にもなじむことができました。

 少し話は変わりますが、私は大学4年間関東圏にある有名進学塾で、事務のアルバイトをしていました。中学受験が普通になってきている今の世の中、塾に通って勉強に精を出す子どもたちを見てきましたが、塾とキャンプの二つを知ったことで、どちらも大切だと気づきました。生きることを学ぶ山賊キャンプ、社会の一員になることを学ぶ学校や塾。今の教育に何が必要なのかを知ることもできるのが、山賊キャンプの魅力の一つだと思います。




長期ボランティアしゅん  寺坂 俊範(しゅん) 2008年度 夏

 初めて山賊キャンプに参加したのは、2007年夏。自然と子どもたちに囲まれて過ごす山賊キャンプにすっかり夢中になり、続けて冬のキャンプにも参加しました。しかし、キャンプを楽しむことはできても、相談員としての自分はどうなのだろうか、という答えの出ない自問に悩まされました。子どもたちとの接し方やキャンプ全体の流れの中での対応。何を行い、どう対処することがBetter,Bestなのかも分らず、自分のこと、目の前のことに対応するのが精一杯でした。
 そこで、キャンプや子どもたちをもっといろんな角度から捉えて、全体を見てみたいと思い、昨年、2008年の夏は長期ボランティアとして参加しました。私は大学3年生でしたので、学生の長い夏季休暇を利用して参加したのですが、それでも約1ヶ月間、泰阜村で過ごすことには、自ら望んでいることである反面、様々な不安もありました。しかし、今やらなければもう2度とこんな経験はできないと思って決意し、そして、それは正解でした。
 子どもたちの主体性を尊重する山賊キャンプでは、決まったプログラムがなく、自由度の高いキャンプが特徴の一つだと思います。しかし、その「自由」をつくり出すことは、入念な準備であったり、安全管理であったり、はたまた情報の共有であったりと、多くの人たちの尽力によって可能になるのだということが、否、それがなければ決して成し得ないことなのだということが、非常によくわかりました。
 相談員の経験があると、本部スタッフとしてキャンプの運営に携わったときに、相談員さんたちの立場を理解しやすいですし、あるいは勝手が解っている分、動きやすいということがあるのかもしれません。しかし、初めて参加する場合、その新鮮さが新しい見方(指摘や発見)につながりますし、わからないからこそ相談員さんの意向を汲み取ろうと歩みよることもできます。実際、昨年も山賊キャンプ初参加の長期ボランティアの方とともにキャンプに携わり、私自身、その方の視点から多くの学びと反省を得ることができました。また、初めて参加する相談員さんたちにとっても、非常に親しみやすい存在だったのではないでしょうか。
 キャンプに限らず、何かをつくりあげるときに、それがどれだけ大変なことであり、しかし大変なだけではなく、それを達成感にまで持っていくまでの段取り(過程)があるということを体験として実感できました。長期ボランティアで学び得ることができるのは、決してキャンプに関する知識や技術だけではありません。むしろ、それ以上にもっと根本的で、しかし大切なものを得ることができました。そしてそれが、冒頭にある自身を悩ませていた問いに、答えを出してくれました。
と、いろいろ書き連ねてきましたが、私が得たものの中でもっとも大きなものは、結局は人との出会いです。たくさんの子どもたち、相談員の方々、そしてスタッフ方。彼らとの出会いは、今現在の私を、直接的・間接的に支えてくれていますし、今後その存在は私の中でより大きくなっていくことでしょう。長期ボランティアをして、とてもたくさんのものを得て夏を終えた気がしておりましたが、今こうして振り返ってみると、そんな一朝一夕で身につくものなんて、この多くの出会いに比べたらほんの些細なもののような気がしております。他の何も得ることがなくとも、こんなにも素晴らしい仲間と、この「ただいま!!」と帰ってくることができる場所を得ることができた、ただそれだけで、参加して本当に良かったと思っております。それに、それこそ他では絶対に得ることができないものだと思います。
 最後に、あなたがもし、今年山賊キャンプで長期ボランティアとして参加しようとしてこれを読んでくださっているのなら、(どんな立場であれ)“今しかできない”貴重な体験のチャンスを手にしているのだということを改めてよく自覚してみてください。そして、『チャレンジが基本だ!!』と(山賊キャンプの)掟にもあるように、山賊キャンプ中のチャレンジに先駆けて、まずこのチャレンジの一歩を踏み出し、この夏、難値難遇の体験に出会えることを望んで止みません。




 鈴木 紹(しょう) 2008年度 夏

 自然の中で働きたい。人と関わることがしたい。とぼんやり将来について考え始めていた大学3年の夏、山賊キャンプと出会いました。しかし、その年は定員に達していたため仕方なく諦めるしかありませんでした。
 そして、大学4年となった2008年の夏、ついに参加決定!それも、何の経験も知識もないのにいきなり40日間の長期ボランティア!!
意気込んで申し込んだものの最初は不安7割、期待3割といった感じでした。
 でも、いざキャンプが始まると、休んでるのがもったいなくなるほど楽しい毎日の連続でした。プログラムがあらかじめ決められていない山賊キャンプでは、一つ一つのキャンプの内容も雰囲気も全っ然違っていて毎回毎回キャンプが始まる前からワクワク!キャンプファイヤーや肝試しだけじゃなく、山賊オリンピックも開催されれば、クッキングバトルも開かれ、雨が降っても仮装で盛り上がったり・・・ここには書ききれないけど、そんな違いを楽しめるのは長ボラならでは。
 そして楽しいだけではなく本当に多くのことを学び、感動し、吸収しました。長老をはじめとした個性豊かなスタッフにはプログラムの運営方法から子どもとの接し方や物事の考え方まで教えていただき、時には悩みを聞いてもらって心の支えにもなっていただきました。ボランティアのみんなは出身も違えば年齢も違うけどとても仲良くなれたし、それだけじゃなくてどうやってキャンプを楽しくてイイものにするか毎晩話し合って、実行して、また話し合って…を繰り返し、みんなで一つのものを作り上げるという楽しさを味わえました。そして何より、子ども達からは毎日感動だらけの日々をもらって心が動きっぱなしでした。
 この40日間での経験と出会いは、最高の思い出でもあり僕にとっての財産でもあります。今ではその経験を活かしながら自然体験の現場で働けています。本当に山賊キャンプに参加できて良かったと心から思います。そして、この夏もまた山賊キャンプが始まると考えるだけでウズウズしてきます!




長期ボランティア ゆっきー  石井 友紀子(ゆっきー) 2007年度 夏・冬
長期ボランティアとして山賊キャンプに参加して、私は本当に充実した時間を過すことができました。
子供たちと一緒にご飯を作ったり川遊びをしたり工作をしたり虫取りをしたり野宿をしたり・・・・
普段の生活ではしない遊びが本当に楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
子供と一緒に過したことで、子供から学ぶことが本当にたくさんありました。
本部の仕事で子供に何かをアナウンスする時には、
どういう風に言ったら伝わるのかなと迷ったり、悩んだりしたこともありました。
でも、それらのすべてがキャンプに参加しなければ味わうことのできないことだったと思います。
また、長期ボランティアとして参加したことで、キャンプの裏方も知ることができました。
一つのキャンプを作るのにどれだけ多くの人が関わっているのか、
長期ボランティアでなければ知ることはできなかったと思います。
参加する子供たちや相談員をはじめとして、たくさんの人と関わることができること。
それも長期ボランティアの魅力だと思います。
応募するか迷っているのであれば、ぜひチャレンジして欲しいと思います。



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〒399-1801 長野県下伊那郡泰阜村6342-2
NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター キャンプボランティア係 担当:矢加部 優(やかべ ゆう)

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