2008年12月22日
『全国のへき地で講演です!』
今年は、全国のあちこちから講演に呼ばれました。それも、グリーンウッドの拠点である泰阜村に負けず劣らず?のへき地からが多のです。北海道の大雪山、同じく北海道の中頓別町、長野県の乗鞍高原、沖縄の名護、高知の四万十流域などなど。
そこで出会った人々、つまり講演に参加した人々は、都市部との交流を現金化し、地域活性化に結びつける発想の人が多いように思えました。修学旅行が文化施設観光型から体験活動型に変遷したり、環境への関心の高さから農山漁村におけるエコツーリズムが台頭してきた影響でしょうか。
私は、グリーンウッドが実施している山賊キャンプや暮らしの学校「だいだらぼっち」を地道に進めてきたことが、今は地元の子ども達の教育を真剣に考える地域住民が増えつながり始めている点を指摘し、それこそが実は地域の教育力を研ぎ澄ますことになること、そして、都市部の子ども達を受け入れることに労力を注入するだけではなく、受け入れる地域の教育力を強化することが、遠回りなようでいて実は近道の地域活性化のやり方だということを強く伝えました。
この主張に共感する人々は少なくない、と感じています。なぜなら地域の教育力を研ぎ澄ますことはその地域にファンを地域外に創ることにつながり、結果的には都市と農山村の良質な交流が実現できるからです。来年は、このことに一定の成果をあげている私達グリーンウッドへの視察の依頼が急激に増えています。
泰阜村もそうですが、全国にはのっぴきならぬ課題に直面している小さな地域、すなわちへき地、そして村、集落が無数にあります。願わくは、切り捨てられてきた小さな地域同士が、依存の構造ではなく自立の構造を構築し、教育を中心に据えた持続可能な地域づくりというテーマで、ゆるやかに協力していければ良いなあ、と夢みています。
それにしても、全国のへき地で出会った人々の元気なこと! やっぱり、これからも「へき地」がおもしろいですよ! (事務局長 辻だいち)
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