山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2015年だいだらぼっち 日々の様子> 6月3週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 6月第3週 ・ 6/15〜6/21 >

今日は学校がお休みの中学生。天竜川へカヌーに行ってきました。いよいよ水遊びの季節到来!みんな思いっきり楽しんできました。
今週のものづくりは、みんなでいろいろなものにチャレンジしました。いたさやは家を建てたいと開墾しています。
はーちゃんとちーはアスレチックを作ろうと測量中。
こちらはそうが「くぎ」を熱して叩いて、ナイフ作りにチャレンジ!
ゆりぃは皮で何を作ろうとしているのか、一所懸命に測って切っています。他にも編み物や陶芸、刃物研ぎetc…。今月はじめにいったクラフトフェアで見聞きしたものやイメージしたものなど、自分たちで工夫してチャレンジしました。いつもとは違うものづくり教室でしたが、思い思いのチャレンジに満足そうなこどもたちでした。
畑に植えた野菜が食べられるようになってきました!まずは手始めにピーマン!草取りや水遣りに手をかけた分、きっとおいしいピーマンだね!
山羊を飼っている村のおじさんを訪ねてきました。山羊は雑草を食べてくれるのですが、山羊はお腹いっぱいになるまで草を食べられて、おじさんは草刈りの手間が省けて、山羊も満足、おじさんも満足。でもこどもたちにとってはそんな関係性よりも「かわいい!」のひとこと。草を持つ手によって来る山羊と楽しそうに戯れていました。
この日は小学生の陸上県大会。先日の地区予選の男女混合リレーで1位を取っただいだらぼっちの小学5年生の3名も出場しました。いつもと違う大きな会場とたくさんの選手に緊張の面持ちでしたが、一所懸命に走ってきました。結果は残念でしたが大きな大会に出場できて、いい緊張感を味わってきたようです。おつかれさま!
泰阜村では年に一回、花いっぱい運動というものがあり、全村上げて村の道脇にお花を植えます。もちろんだいだらぼっちのこどもたちも、村の方と一緒に花を植えるお手伝い。マリーゴールドの苗を丁寧に植えました。お花が咲くのが楽しみです。
いつも薪をいただく村の施設で植樹のお手伝いをしました。間伐してすっきりした山肌に、かえでなどの広葉樹を植えています。一本一本丁寧に植樹した樹が大きくなったらきっとたくさんの人の目を楽しませてくれるはず。その頃みんなはもう大人かな?
みけ <みけのコメント>

この週末、植樹のお手伝いも兼ね薪もいただきに行ってきました。施設内の間伐をした樹をわざわざこちらの使い勝手のいいサイズに切って、運び出しやすいように置いてくださっていました。だいだらぼっちは持ち山がないので、薪をいただけるだけで充分ありがたいのにそこまで準備するなんて、労力を考えると申し訳ないぐらいです。みんな感謝の気持ちを込めながら薪作業をしてきました。
村の方から、「薪をいただく」ということは、だいだらぼっちの暮らしを応援してもらっているというです。と同時に、「間伐材の処理」という形で村の方のお手伝いにもなっているのです。泰阜村には「結(ゆい)」という言葉があります。これは、お互いに支え合う関係を表す言葉です。支え支えられる関係は人と人とを「結び」つけていくから「結」というのでしょうか、とても素敵な言葉です。「困ったときはお互いさま」、いろんな形で村の方々からも支えられているこどもたちは、泰阜村での暮らしの中で、「結」を言葉だけではなく、身体と心で感じとっていくのです。


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