山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2014年だいだらぼっち 日々の様子> 12月2週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 12月第2週 ・12/8〜12/14 >

村の方から「今年最後のピーマンがたくさん採れたから、取りにおいで」というお電話をいただき、タイガとサスケがいってきました。
おばあまと「毎日がんばっとる?えらいなぁ」とおしゃべり。こうして気にかけてくれる人がいることが、こども達のチャレンジを支えてくれています。
今週はついに薪で焚く窯、「穴窯焚き」がスタートします。
準備の最終段階として、作品がどうやって窯に入ったかを全員で確認しました。窯焚き中はこの作品が窯の中でどういう状況にあるかを一生懸命想像することになります。
この日は窯焚きレクチャーも行われました。昨年穴窯焚きを経験した継続のメンバーが、今年初めて窯焚きを行うメンバーに窯焚きのやり方を説明していきます。
窯の構造や薪のくべ方、服装…自分たちで考えてきたからこその的確な言葉には驚かされます。
木曜日の早朝、ついに穴窯に火をつけます。
みんなの中にこの火を1200度まで育てていく緊張感が満ちてきました。「団結するぞ!」「集中するぞ!」全員で掛け声をかけて窯焚きのスタートです。
学校がある間は大人が繋いできた火は、金曜日の夜からこどもに引き継がれます。ここから24時間体制で薪をくべ続けるのです。
「どうしたら温度が上がるのか?」薪をくべる本数、タイミング…こども達が必死に考え、すべてを調節していきます。
窯焚きのあいだにはこんな楽しみも。
高温の穴窯の上にサツマイモを置いておくだけで、ほっくり甘い石焼き芋の出来上がり。かずも薪をくべる間にパクリと食べて「美味しい〜!!」。みんなのおやつに大人気でした。
穴窯焚きはこども達が交代でリレーをつないでいきます。
つまり自分が当番に入っていない間の時間の使い方は自分次第ということ。いたさやは合間を見つけて、木で新しい自分用のお箸を作りました。木で焼き物を焼くこと、材料にすること。どちらも自然が隣にあるだいだらぼっちならではの暮らしです。
朝も夜中も穴窯には誰かが薪をくべていますが、ご飯づくりや掃除、風呂焚きといったことももちろんいつも通りこども達が行います。
基本的な生活をちゃんとしてこそ、ビックチャレンジがあるのがだいだらぼっち。ダックもまだ暗いうちから玄関掃除を頑張ります。
日曜日夕方6時。ついに窯焚きもラストスパート!
最後は窯を塞いで温度を閉じ込めます。その前のラストの薪くべは全員が揃って見守りました。全員で考え、チームワークで焚いてきた窯。本当にみんなよく頑張っただけに、終わりの感動もひとしおです!
穴窯が終わったこの日は、相談員みけの誕生日。
ちーはみけに喜んでもらおうと昼間からロールケーキ作りに挑戦。窯焚きでみんなが忙しい中、一生懸命作ったケーキはみんなにとっても最高のプレゼントとなりました!
おぐ < おぐのコメント >

今週行われたビックチャレンジ、穴窯焚き。日ごろから自分たちが作っている陶芸の作品を、薪で焚きあげます。木曜日の朝から日曜日の夜まで必死に薪をくべ続ける大変な行事ですが、窯焚きが終わった後も「本当に楽しかった!」「もう一回やりたい!」こども達からはそんな声が自然と出てきます。どの子も窯焚きの魅力に夢中なのです。
この窯焚きにマニュアルはありません。あるのは何年もだいだらぼっちに引き継がれてきた知識と経験。そこに今年のメンバー全員の頭と体、チームワークが加わります。
どうしたらいいのか行き詰ったときには、今の状況を何とかつかむために五感を集中させ、それらをもとに自分たちで考え、みんなで打開していくしかありません。去年の経験を話せる子、薪をくべた時の音や色を感じれる子、薪くべが上手な子、役割分担を考えることができる子…それぞれの力をフル活用しなければできないことなのです。
普段は見たこともない1000度を超える熱を生み出す、その目標を目指して全員が力を尽くし切るからこそ、みんなが夢中になる本当の楽しさを感じることができるのです。



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