山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2014年だいだらぼっち 日々の様子> 10月3週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 10月第3週 ・10/13〜10/19 >

休みの日の朝、「まずは、宿題やろうっと!」と言ってお勝手に宿題を広げたタイガ。
周りの子たちが「私も!」と言って一緒に宿題を始めました。忙しいだいだらぼっちの生活の中で、今、何をしたらいいのかを自分で考えることはとても重要です。
先日稲刈りをしたもち米の“はざかけ”を行いました。稲を天日干しして乾燥させるのです。
「お正月になったら、このお米で餅つきしようよ!」とわくわく。いまから楽しみです。
だいだらぼっちに遊びに来た方からたくさんの“アマゴ”をいただきました。
アマゴは泰阜の川遊びでも捕まえることができる川魚。でも、すばしっこいのでそうそう簡単に捕まえることはできません。
それがこの日はなんと一人一匹!こんなに立派なアマゴが食べられるなんて!!と、みんな大喜びです。
その数日後には、OGのご家族から立派な鮭の贈り物が届きました。
丸ごと一尾の鮭を捌いて切り身にしていきます。こどもたちも興味津々、「うわーっタマゴが出てきた!」と大騒ぎ。焼き鮭にあら汁、イクラも漬けて隅々までいただきました!
さらに、八百屋さんをしているちーのおばあちゃんからは沢山のお野菜もいただきました。
キャベツ、大根、ニンジン、バナナ…おなじみの野菜から、ちょっと変わったお野菜までダンボールに詰めて送ってくださったのです。
こちらも大喜びで、毎日の食卓に使わせていただきました。
先日拾った栗を使ってお菓子作りをしたサスケ。
学校が休みの日に朝から土台を焼き、クリームを練って素敵なモンブランを作りました!
だいだら一家分40個以上を作るのは大変でしたが、他の男の子たちとも協力しながらとってもかわいらしいモンブランに仕上がりました。デコレーションもすっかり名人です!
ダックは椅子づくりにチャレンジ中。だいだらぼっち祭りの準備の合間を縫って椅子の足の材を探しています。木をよく比べて、長さを測ったり、太さや割れ具合を考えて選んでみました。
「これならぴったりじゃないかな!」と、お気に入りのものが見つかった様子です。
だいだらぼっち祭りの準備に大忙しな週末。けんけんは何やら真剣に絵をかいています。これは祭りで披露する劇の小道具の一つ。何に使われるかは当日までのお楽しみです。
こちらもだいだらぼっち劇場の準備中。なにやら外で昨年採れた稲藁を編んでいます。
普段から藁細工でものをつくるのが好きなハカセですが、「こんなに大きなもの作るのは初めてだよ〜」と試行錯誤しながらやっています。
だいだらぼっち祭りには日ごろからお世話になっている村の方もご招待します。この日はご近所に招待状を渡しに行ってきました。
なにかとだいだらぼっちのこども達を気にかけてくれる近所のおばあまに「ぜひ来てください!」とご挨拶。さぁ、みんなに喜んでもらえるように頑張ろう!
おぐ < おぐコメント>

だいだらぼっちでは近所の方からもよくお野菜をいただきますが、今週は離れたところに暮らす人たちからも沢山のお心遣いをいただき、だいだらぼっちではごちそう続きのうれしい食卓になりました。こうして自分たちのことを想ってくれている人がこんなにたくさんいる、こども達がそのありがたさや感謝の気持ちを感じる機会を日常のなかに作っていただけることは本当にありがたいことです。
とにかく沢山の人とのつながりがあるだいだらぼっち。その関係性の中から、自分が誰かに支えてもらいながら生きているということ、そして自分も誰かを支えていく一人であるということを体と心でしっかり感じてもらいたいと思っています。
いよいよだいだらぼっち祭りも目前に迫ってきました。今年のテーマは「伝える感謝 広がる笑顔」。もちろん、これもこども達が話し合って決めたものです。お世話になっている人に感謝を伝えるため自分たちのできることはなんなのか、真剣に向き合っていきます。


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