山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2014年だいだらぼっち 日々の様子> 1月2週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 1月2週 ・1/5〜1/11 >

集合日。みんな元気に全員集合!さぁ、最後の3学期、張り切ってはじめよう!
3学期最初の教室です。さすけは、大きなツボにチャレンジしました。やればやるだけどんどん上達していきます。
「シンガポールのチキンライスは日本と違うけどとってもおいしい!」セブがシンガポールの料理を作ってくれました。いろんな地域の文化がだいだらぼっちをとても豊かな場所にしてくれます。
来年の薪窯に向けて、薪作業をしました。たいがの薪割も大分様になってきました。
その裏には、大きな割れない薪にもあきらめず、何度も何度もチャレンジする努力の姿があるのです。
薪作業は薪割だけではありません。割った薪を運ぶことも大切な仕事です。たくさんの仕事も仲間たちと役割分担して安全に、楽しく作業していきます。
こちらは薪積み担当のそらんといらさやです。高く積まれた薪にのって丁寧に積んで行きます。
下でもけんけんが薪を積みます。もうすっかり手慣れた様子で、きれいに積みます。「皮
を下にした方が、早く乾くんだよ」木のことを考えながら自然と付き合いながら暮らすこと、これが薪の暮らしです。
「お正月と言えばおもちだぁ〜!」ということで餅つきをしました。初めて餅つきをする子もいる中、なぜかみんなとても上手です。そういえば、杵と斧って動きが同じなんです。日頃の薪割がこんなところで役立っていました。
つきたてのおもちとおせち料理も用意してお正月パーティーをしました。今年も一年いいことありますように。
田本地区のどんど焼きがありました。無病息災、五穀豊穣などの願いを込めて、昨年度の正月飾りや書初めなどを燃やします。書初めが火の勢いで高く上がった人には今年いいことがあるとか。受験生のみっちはそんな願いを込めて、書初めを投げ入れていました。
もーりぃ < もーりぃのコメント >

 新年あけましておめでとうございます。
 2014年度のだいだらぼっちも最後の3学期もはじまりました。冬休み中に来年のことも考え、覚悟してきたこどもたち。とても元気です。始まって早々に来年の薪窯のための薪作業をしました。薪窯の薪は一年乾かさないと使えないため、来年度の分の薪は今年準備します。「去年の人たちが準備してくれたから、窯焚きができた。僕たちも来年のメンバーのために頑張ろう!」と張り切っています。
 だいだらぼっちが始まって、30年、実際には1年間のチャレンジですが、薪だけではなく30年間引き継がれてきたものがあります。1年目のこどもたちが「一年間全力で楽しい暮らしをしてみたい」とがんばった思いは、今もこどもたちの中に受け継がれています。こどもたちが作る暮らしの面白さや、大切なものは、こどもたちを通じて、だいだらぼっちに根強く残っていくのです。言い方を変えると、今のこどもたちの雰囲気が来年の雰囲気を作るということです。「どんなだいだらぼっちにしたい?」こどもたちに常に問いかけ、一緒に考えながら、もっともっと楽しいだいだらぼっちこどもたち自身で作っていってほしいと思います。
 さぁ、あっという間の3学期、どんなふうに楽しもうか?



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