山村留学・だいだらぼっち
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山村留学・だいだらぼっち2012年だいだらぼっち 日々の様子> 5月3週

山村留学・だいだらぼっち
   
  


< 5月第3週 ・ 5/14〜5/20 >
今週は、なんと相談員、こども合わせて4人の誕生日がありました。写真はトップバッターのMJです。年に一度の特別な日をたくさん味わえるのもだいだらぼっちの素敵なところです。たくさんのなかまからの祝福は最高です。
もえがチャレンジしているのは、釉薬づくりです。冬のストーブで燃やしたりんごの灰を使ってつくります。薪の暮らしの最後の形、灰は釉薬に生まれかわり、焼き物として暮らしの中で活かされます。
ゆうやんが今熱中しているのは、釘ナイフです。昔のレールとハンマーを使ってカンカンカンと何度も何度も五寸釘を叩いてナイフにしていきます。今度は、鍛造に挑戦するそうです。熱い想いはもうとまりません。
だいだら一家の団結作業!「田植え」がありました。だいだらぼっちの田んぼは手植えが基本!保護者方も手伝いに来てくれて、大家族ならではの総勢約30人の田植えとなりました。
最年少5年生がっつぃ。苗を植えるための目印、水糸をはっています。みんなに「水糸通るよぉ。」と声をかけながら、しっかりと自分の役割を頑張っています。年齢は関係ない、できることを精一杯やる。それがだいだらぼっちの「持ち寄りの心」です。
「見て見て、いいモヒカンでしょ!」とみき。青々と育った苗を頭にのせています。
この苗も、苗床でみんなで水をあげ、心を込めて育てました。おいしいお米になりますように。
ゆうはんが植えているのは、こどもたちが「自分達の力だけですべてやる」と決めた田んぼです。田おこしも牛フン撒きもこどもだけでやりました。もちろん田植えも!秋に収穫を迎えた時、最高のお米ができるはず!がんばれ!
田植えの次の日、岐阜県と長野県の県境にある、富士見台に登山にいきました。登山道の入り口の神社で安全祈願をしました。
入り口の神社から急な山道や、なだらかなハイキングのような道を登って約2時間半、頂上に到着しました。みんな田植えのあとなのに元気いっぱい!登りきりました。
頑張って登った山頂で、お昼ご飯です。水、材料、ガスにコッヘルをみんなで分けて持って登りカレーを作りました。山頂で作る料理はとっても美味しくできあがりました。
もーりぃ <もーりぃのコメント>

今週は田植えに、登山と大忙しでした。だいだらぼっちの田んぼは、食べるためだけでなく、藁も畑に敷いたり、釉薬になったりと暮らしを支える大切なものです。田植えは、昔から、一家総出の大切な作業でした。家族みんなで作業することで、より深い絆を作ってきました。今年も多くの保護者の方に来ていただき、こどもたちも改めて家族に支えられていることを感じたと思います。田植えに来ていただいた皆様ありがとうございました。
大変な田植え作業と、きつい登山をやりきったこどもたちは、確実に深い絆を作っています。苦しい時もなかまがいれば乗り越えられる!まだまだ大変なことはたくさんあるけれどみんなで、楽しんでいこう!



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